世界政府
The World Government
人工衛星より撮影された地球の写真 | |
首都 | 未定 |
最大都市 | 近未来の建国の場合、東京、ある程度遠い未来の建国の場合インド・中国・アフリカのどこかの都市になる可能性が高い |
公用語 | おそらく英語 |
建国年月日 | 未定、近未来は困難か |
通貨 | 未定、アメリカ合衆国ドルがベース? |
通貨コード | 未定、世界政府の通貨しか存在しなくなるため通過コードは不要に? |
人口 | 22世紀ごろの建国の場合、当初は100億人前後か |
人口密度 | 22世紀ごろの建国の場合、当初は20人/km2前後か |
国歌 | 未定 |
国際電話番号 | なし(国家が世界政府しか存在しなくなるため不要) |
元首等氏名 | 大統領? |
首相等氏名 | 大統領? |
備考 | 未建国のため諸元は全て推測 |
世界政府(せかいせいふ)とは、世界全体を領土とする国家のことである。世界全体を一つの国家にすることにより、世界規模での連帯が必要な平和実現や環境保護といった取り組みが進むと言われる。過去にこのような国家が成立したことはないので、あくまでも構想上の国家である。世界政府が成立した場合、地球上から国境は消滅することになるが、無政府主義とは異なり、国家は世界に一つだけだが存在する。古代ギリシア時代から国境を無くすという考えはあったようだが、二度の世界大戦を経験し、さらに核兵器などの大量破壊兵器の登場など、平和が脅かされ、人類の滅亡につながるような事態が頻発するようになると、世界政府の成立を求める声は高まった。この流れの中で設立された国際連合は、世界政府と理念は一にするものの、主権国家という体制はそのままなので、世界政府ではない。その後も、物理学者のアインシュタインなどが世界政府の樹立を提案しているが、近年ではむしろ国家による民族の分画を重要視する排外主義の方が台頭しており、世界政府の近い将来の実現は困難になったと言えよう。以下は、世界政府が設立した場合に考えられる諸元を掲載する。
国体[編集]
現状世界において、正当な政体として認められ、ほとんどの国で採用されているのは民主主義であるため、世界政府も民主主義国家となるのは確実である。また、現状、王国や帝国は少数派であり、共和政の国家が多くなっている。そして、世界政府の設立に大きな役割を果たすとみられる国連常任理事国5か国のうち4か国は共和政であることから、世界政府も共和政になる可能性が高い。以上のことから、世界政府の国号は「○○共和国」となる可能性が高いと言える。○○の部分に入る語であるが、「世界」となる可能性は高くない。というのも、現状我々が「世界政府」と呼んでいるものには「世界」という言葉が含まれているが、「世界」という言葉は多くの国があるからこそ成り立っているのであって(例、日本では○○だが、世界では××の場合が多い)、世界が一つの国になってしまえば、「世界」という言葉は意味をなさなくなるのである。代わって有力な候補は○○に「地球」を入れた「地球共和国」であろう。領土とする天体の名をそのまま入れた名前なら、どこのイデオロギーにも屈することのない、中立公平な国名になるだろう。
国旗は、当然のことながら過去にも現在にも、どこの国の国旗としても採用されていない旗が選ばれることになる。そうなると国連の旗ではどうか、ということになるわけだが、国連には旧連合国のイデオロギーが凝縮していると言えないこともなく、また、国連旗に描かれた北極点中心の正距方位図法の地図は北半球の高緯度地方に位置する欧州だけがほぼ正しい形で表示されるため、ヨーロッパに偏った地図になるので、国連旗の採用は賢明ではないだろう。このほか、どの宗教や文化においても不適切とみなされないようなデザインであることも採用条件となろう。
国歌も、当然のことながら過去にも現在にも、どこの国の国歌としても採用されていない歌が選ばれることになる。これもどこかの文明で不適切とされる恐れのある文言を歌詞に用いるのは不適切であろう。
公用語は、一つしか設けないとするなら、現状国際共通語となっている英語のアメリカ合衆国中西部方言が選ばれることは確実である。複数設けるとするならば、フランス語、スペイン語、中国語などが候補に挙がるだろう。ただ、公用語が多すぎると各言語での公文書の作成に時間がかかることから、多くても10言語程度になる可能性が高い。問題は公用語にならなかった言語がどうなるかだが、連邦制の国家となる場合は各州でそれぞれの地域の言語を公用語とすることも考えられるし、中央集権型の国家の場合は、公用語以外の言語は日常生活でのみ使われることになる可能性が高い。
軍隊[編集]
脚注[編集]
- ↑ その前に東側と西側がどうやったら仲良くできるのかを考える必要がありそうですが。