経済協力開発機構
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経済協力開発機構(けいざいきょうりょくかいはつきこう)とは、国際経済全般について協議することを目的とした国際機関。公用語の正式名称は英語では"Organisation for Economic Co-operation and Development"(イギリス英語表記)、フランス語では"Organisation de Coopération et de Développement Economiques"。略称は英語ではOECD、フランス語ではOCDE。
概要[編集]
第2次世界大戦で荒廃した欧州の復興計画であるマーシャル・プランを推進するために1948年に欧州経済協力機構(おうしゅうけいざいきょうりょくきこう)として発足し、1961年にOECDに改組した。経済成長、発展途上国の支援、自由貿易の拡大を3大目的とする。世界最大級のシンクタンク機能を持ち、経済・社会の幅広い分野で「世界標準」を醸成する。日本は1964年に加盟した。2021年3月時点の加盟国数は37であり、「先進国クラブ」とも称されている。本部はフランスの首都・パリに置かれている。
関連項目[編集]
- 国際商取引における外国公務員に対する贈賄の防止に関する条約
- 国際エネルギー機関(IEA)・国際再生可能エネルギー機関(IRENA)
- OECDモデル条約
- OECD8原則(プライバシー保護と個人データの国際流通についてのガイドライン)
- OECD多国籍企業行動指針
- OECDテストガイドライン
- OECD生徒の学習到達度調査(PISA)
- 法整備支援
外部リンク[編集]
- 公式サイト - OECD
- OECDライブラリー - OECD
- OECD東京センター
- OECD日本政府代表部
- 『経済協力開発機構(OECD)』 - 外務省