国際法(こくさいほう)とは、国際社会における国家間を規律する法、あるいは国際社会の中で守るべき決まりを定めた法のことである。国際連合のような国際平和維持機構の組織や権限に関する法などがこれに当たる。慣習国際法と条約・協定などの成文国際法から構成される。また、内容により平時国際法と戦時国際法に分類される。別名を国際公法(こくさいこうほう)、国際法規(こくさいほうき)という。17世紀にオランダの法学者であるフーゴー・グローティウスが、初めて国際法の必要性を説いたことで知られている。