煙草

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タバコたばこ煙草)は、ナス科タバコ属熱帯地方原産の植物。栽培種としては一年草として扱われているが、原産地では多年草の植物である。葉の成分として、強い嗜癖性があるニコチンを含む、その葉は「葉たばこ」(同法2条2号)である。そして、その加工製品は「製造たばこ」で、同法2条3号によって「葉たばこを原料の全部又は一部とし、喫煙用、かみ用又はかぎ用に供し得る状態に製造されたもの」をそう呼ぶ。

健康リスク[編集]

喫煙者が吸う煙草の煙にはおよそ70種類の発がん性物質があるとされ、受動喫煙で周囲の人が吸い込む副流煙にも発がん物質やニコチンなどの有害物質が数多く含まれている。厚生労働省たばこ白書によると、喫煙者がなりやすい病気には肺癌胃癌などの多くのや運動時の呼吸困難を引き起こす慢性閉塞性肺疾患脳卒中などがあり、妊娠中では低出生体重児の原因になる。受動喫煙では脳卒中や肺癌、心筋梗塞になりやすくなるほか、乳幼児突然死症候群の危険性が高くなる。

タバコの火の表面温度は900度以上あり、注意が必要である。

タバコは4000種類以上の化学物質と、200種以上の有害物資が含まれている依存性の薬物である。

日本は中華人民共和国アメリカに次ぐ喫煙大国であるが、人口比率で見た場合は世界一の喫煙大国である。

歴史[編集]

語源からしてポルトガル語およびスペイン語で「薬草全般」を指す名詞「TABACO'」から来ている。

シルクロード東インド会社経由でヨーロッパから伝わった文化である。根本的な発祥地は南アメリカ大陸で、紀元前5000年?くらいから現地民が栽培していたらしいが細かいことはよく分からない。

社会問題と対策[編集]

「 条件によっては覚醒剤よりも強烈な常習性 」を持っており、上述のように健康被害もあることながら覚醒剤などの麻薬と比較して健康被害進行が(まだ)緩やかなこと、愛好者団体が存在しないことで課税対象として幾重にも多重課税しても問題となりづらいことで喫煙者総数が多かった昔は(おそらく)「ものすごく簡単で効率的な税収策」だったのではないか、と思われる。第2次世界大戦までは天皇恩寵品のひとつとして下賜されていた。

第二次世界大戦以降は民間企業として日本たばこ産業(JT)が民間企業として日本国内のたばこ産業の総元締め的な立場になっているが、2000年代に入ってからは喫煙行為そのもの社会問題化したこともあり、JTが巨額の費用を用いてたばこの健康被害を周知したしている。

また、政府としてもそういった健康被害の周知に関する法律を整備したり、医療の現場で喫煙者が禁煙を試みる際に「生まれて初めての初回禁煙試行時に掛かる禁煙治療の医療費は無償」といった国を挙げての禁煙施策を進めている*1


  • 1 日本たばこ産業はたばこ関係事業以外に医療品や食料品、飲料も扱っている関係で、医療の最前線にも深く関わりがある。 / もともと設立当初から財務省管轄下の半公半民企業。

似ている麻薬[編集]

代表格は大麻で、これはタバコの葉を使わず大麻の葉に置き換えた紙巻たばこの形状の吸い方もあり、タバコ以上に酩酊感や多幸感をもたらす飲酒のような側面も持っている。日本の法律では麻薬に類するものとして禁止されているが、アメリカやヨーロッパなど欧米では合法化されている国もある*2


  • 2 アメリカは合衆国制なので、各州で法律(州法)が異なり、州によっては日本と同じく違法。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

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