覚醒剤

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

覚醒剤(かくせいざい)とは、メタアンフェタミンの結晶であり、無色透明である。「シャブ」「ガラスネタ」ともいう。

効能[編集]

摂取すると一時的にシャキッとするため、「元気の前借薬」「眠気覚まし」とされる。
いわゆるアッパー系のドラッグの代表であり、ダウナー系のドラッグとは対極に位置する。
大東亜戦争中には「突撃錠」という覚醒剤とカフェインタウリンのカクテル錠剤が配給されたが、「あれはそんなにイイもんじゃない」と経験者は述べている。戦後の復興期というか混乱期には市販薬とされていた。なんにせよ効きが激烈なので、薬品には向かない。メチルフェニデートはいわば「効きがマイルドな覚醒剤」であるが、ADHD に処方されることもある。 かつては「麻黄」からの抽出物であったが、現在では合成経路が開発されてアセトンからでも合成できるという。

都市伝説[編集]

「離脱症状でイライラする」は本当であるという。「副作用で歯が欠ける」はエビデンスがないので「シンナー(正確にはトルエンなどの有機溶剤)」との混乱がありそうに思う。ただし酩酊状態と変わらない(というか、抑圧機構が正常に働いていないので酒乱に近い)ので本人にも周囲の人間にとっても危険である。「ちなみに大麻やDHMOより快楽が強い」といっても、その「快楽」がなんであるかによる。大麻は抗癌剤治療時の食欲の減退に効くしモルヒネは外科手術の鎮痛に効くが、これを「快楽」と言ったらおかしい
「更に危険なのは幻覚や妄想が引き起こす犯罪である。」というのも生活苦や借金苦からの逃避のために薬物に逃げているうちに幻覚や妄想が出るゆになった、とも解釈できる。近年?では深川通り魔事件の犯人の川俣軍司が有名である。「マイアミゾンビ事件」も「『ドラッグが原因だった』というのは御報であった」とのこと。
なんにせよ、堅気の衆が手を出すような薬物ではない。ヤクザも「シャブには手を出さない」というのが仁義である。

関連項目[編集]