放射線影響研究所(ほうしゃせんえいきょうけんきゅうじょ)とは、放射線の健康への影響を調査するための研究機関。略称は放影研。
日本とアメリカが共同運営する研究機関となっている。 1975年に設置され、原子爆弾が落とされた広島県広島市と長崎県長崎市に研究所がある。前身はアメリカが1947年に設立した原爆傷害調査委員会(ABCC)で、被爆者の健康状態のほか、遺伝的な影響を調査する。2011年の東日本大震災における東京電力福島第1原発事故の緊急作業に従事したおよそ2万人を対象にした生涯健康調査も行なわれている。