こまち (列車)
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こまちとは、JR東日本が東北・秋田新幹線で運行している列車である。なお本項目では、特急たざわについても記述する。
新幹線こまち[編集]
概要[編集]
秋田新幹線は開業してから現在まで全列車の列車名が「こまち」である[注 1]。全列車はやぶさと併結していたが、近年ではコロナ禍による運休などで単独運転の列車が登場している。やまびこ号と併結していた時代は自由席もあったが、併結相手が「はやて」になったときに全車指定席となった。
また、この列車は日本で唯一途中駅で方向転換を行う新幹線である。
停車駅[編集]
- ()がついているのは一部列車が通過する駅。
- 上野駅は1往復のみ通過であったが、2022年3月のJR東日本ダイヤ改正で停車になった。
- 臨時便など例外あり。
- 東京駅~(上野駅)~大宮駅~仙台駅~盛岡駅~(雫石駅)~(田沢湖駅)~(角館駅)~大曲駅~秋田駅
在来線特急たざわ[編集]
概要[編集]
田沢湖線全通により田沢湖線・奥羽本線経由で盛岡駅と秋田駅を結ぶ急行列車が運行されたが、開通前よりある北上線経由の「きたかみ」や陸羽東線経由の「千秋」と比べると東北横断鉄道の優等列車としてのポジションは低く、急行時代は2往復運行だった。
東北新幹線開業で特急たざわ号となって年々増発され、秋田新幹線開業の前年まで運転されていた。たざわ号は奥羽本線秋田以北に乗り入れたこともあったが[注 2]、田沢湖線改軌工事に伴い、「たざわ」のまま秋田 - 青森間に一旦短縮の後、特急「かもしか」に分割されていた。
歴史[編集]
- 1966年10月 - 田沢湖線開通と同時に急行「南八幡平」新設。
- 1968年10月 - 「たざわ」に改称。1往復を仙台に延長。
- 1982年6月 - 急行「たざわ」の仙台乗り入れ分を盛岡で系統分割。
- 1982年11月 - 盛岡以西で急行「たざわ」から格上げ増発。仙台 - 盛岡は快速「くりこま」に再編。
- 1985年3月 - 急行「むつ」の一部を繰り入れ、2往復青森に延長。
- 1988年3月 - 大増発。
- 1996年 - 秋田新幹線工事の関係で秋田で系統分割し、「たざわ」は秋田 - 青森間のみの2往復となる。秋田以南は北上線経由で気動車特急「秋田リレー号」を暫定運行。
- 1997年 - 「かもしか」に改称し、「秋田リレー号」も廃止。
- 2010年 - 「かもしか」が「つがる」に吸収。