西サハラ
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西サハラ(にしサハラ)は、アフリカ大陸の北西部にある地域。 国際連合非自治地域リスト入りしている。
歴史[編集]
古代はフェニキア人が植民していたが、彼らは姿を消し痕跡もほとんど残っていない。
1884年にスペインはボハドール岬からブラン岬(現ヌアウディブ岬)までの海岸を保護領と主張し、この領域は後に拡張された。1958年にスペインは、それまで別個であった地区を統合してスペイン領サハラとした。
スペインは1958年にモロッコ南部保護領(タルファヤ地方)を、1969年にはイフニを返還し、1975年のマドリード協定でスペインは領有権を完全に放棄した。翌年からはモロッコとモーリタニアによる分割統治が始まった。しかし、後にモーリタニアは領有権を破棄する。
概要[編集]
現在、サハラ・アラブ民主共和国とモロッコ王国が領有権を主張している。西サハラの独立を目指す勢力はアルジェリア民主人民共和国の協力でサハラ・アラブ民主共和国を樹立。モーリタニアとの戦闘で有利にたって撤退に追い込むが、モロッコ軍がモーリタニアが放棄した地域を占領。モロッコの実効支配が続くことになり、現在まで独立問題が続くことになっている。