大学受験
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大学受験(だいがくじゅけん)とは、大学・短期大学の入学試験を受験すること。大学の入学試験のことを大学入試、短期大学の入学試験のことを短大入試と呼ぶ。
概要[編集]
大学・短大ともに義務教育の範囲からは外れ、任意の者のみが進学する。現代日本では最低限高等学校を卒業していれば仕事を選ばなければ就職することは難しくなく、大学・短大・専門学校へ進まない道を選び、大学受験を経験しない者も多い。
しかし大学を卒業することで就職選択の幅が広がる、医師や教員など大学で専門の教育を受けないとその業種に就くための資格を得られない、遅刻過多や成績不良で高卒就職選考通過の見込みが立たない、最低4年間遊べる期間を確保する、などの理由で大学入試を受験する者は数多い。
受験資格[編集]
日本では、飛び入学選考を除き、大学入学年の4月1日に満18歳以上であれば出願が可能である。しかし学校教育法の規定に基づき、年齢以外にも以下の主な条件が出願資格に含まれている。
- 高等学校あるいは中等教育学校後期課程を卒業あるいは卒業見込み
- 特別支援学校の高等部を修了あるいは修了見込み
- 高等専門学校(高専)の第3学年を修了あるいは修了見込み
- 学校教育法施行規則第150条第3号に基づく文部科学大臣指定の高等専修学校を修了あるいは修了見込み
- 日本国外で18年の教育課程を修了した者
- 高等学校卒業程度認定試験の合格者
なお、大学未卒業者を多く受け入れる大学院修士課程のように、高校未修了者対象の入学資格審査もあるが、高校未修了者の受け入れにあまり利用されていない。
試験[編集]
かつては大学入試は学力試験のみであったが、近年は面接や学業報告書を重視して、学力試験は課さないか簡易なもののみとする公募推薦入試や総合型選抜(かつてのAO入試)を導入する大学も数多い。
普通科高等学校ではこの大学入試の学力試験に合格することを前提としたカリキュラムが組まれやすい。自称進学校は推薦入試・AO入試をズルい事と考え、一般入試で合格することを生徒に強いている事例が存在するという。
関連項目[編集]
脚注[編集]
- 注
- 出典