インド・ヨーロッパ語族

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インド・ヨーロッパ語族(インド・ヨーロッパごぞく)もしくは略して印欧語族(いんおうごぞく)とは、元々アジア中南部から西南部とヨーロッパの全域で話され、その後、南北アメリカ大陸やオセアニア、サハラ以南のアフリカ、さらには東南アジアや東アジアの一部地域にまで拡張した、話者数において世界最大規模の語族である。インド・ヨーロッパ語族の全ての言語は紀元前4000年ごろまで現在のウクライナで話されていたインド・ヨーロッパ祖語と呼ばれる言語から分かれたものであるが、分かれて6000年たつため、語族内での差は極めて大きくなっているため、語族として認知されたのは19世紀になってからだった。