ひたち号 (高速バス)

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ひたち号(ひたちごう)は、東京都千代田区茨城県日立市高萩市を結ぶ高速バスである。

運行開始当初は座席定員制であったが、現在は全便座席指定制である。

運行会社[編集]

運行ルート[編集]

停車バス停[編集]

▼…下りは乗車のみ、上りは降車のみの扱い
▽…上りのみ停車、降車のみの扱い
▲…上りは乗車のみ、下りは降車のみの扱い
∥…他線経由
停車停留所名 停留所所在地 日立線 高萩線 備考
東京駅 東京都 千代田区 八重洲南口5番乗り場発
降車は日本橋口
上野駅 台東区 平日・土曜の上り便のみ停車
新田中内 茨城県 日立市  
石名坂  
金畑団地  
塙山  
常陸多賀駅  
諏訪表原  
成沢  
城南町一丁目  
日立駅 4番乗り場発
神峰営業所  
高萩インター入口 高萩市    
穂積家    
高萩モール前    
高萩駅   8番乗り場発

運行回数[編集]

  • 東京駅 - 日立駅間:1日12往復(JR6往復・茨交6往復)
  • 東京駅 - 高萩駅間:1日1往復(茨交便) ※高萩IC経由(日立市内経由)
  • 上下共、全便谷田部東パーキングエリアで休憩を行う。

歴史[編集]

  • 1988年6月1日 - 東京駅 - 日立駅間1日4往復で運行開始。
  • 1989年12月22日 - 日立南IC入口に停留所新設(新田中内)。
  • 1992年1月 - 金・土・日曜日・祝日及び多客期運行の臨時便2往復を設定。平日の上り便を上野駅経由とする。
  • 1993年3月27日 - 日立駅 - 高萩駅間路線延長(1日4往復)。日立駅発着便2往復と合わせて毎日運行1日6往復となる。
  • 1996年6月21日 - 金・土・日曜日・祝日及び多客期運行の臨時便2往復を設定。うち上り2本は日立中央IC経由の「超特急日立号」。高萩駅発着便は3往復に減便。
  • 1999年2月 - 臨時便2往復が毎日運行となり、1日8往復となる。
  • 2001年3月30日 - 高萩IC経由北茨城市役所前行2往復が運行開始。計1日10往復となる。高萩駅発着便は2往復に減便。
  • 2002年10月1日 - 北茨城市役所前発着便のうち1往復を五浦観光ホテル発着に変更。高萩駅発着便は3往復に戻る。「超特急日立号」の運行を休止。上り便のうち2往復が常陸多賀駅経由から電鉄プラザ前経由に変更。
  • 2005年7月1日 - 北茨城・五浦系統を高萩系統に変更。常陸多賀駅経由と電鉄プラザ多賀店経由の2系統を前者に統一(電鉄プラザ多賀店は同年閉店)。下り最終便を1時間繰り下げて予約制に変更。
  • 2006年10月1日 - 日立駅発着便を1日11往復に増便。高萩駅発着は速達便(高萩IC経由)の1往復のみとなる(日立駅 - 高萩駅間廃止)。全便座席指定制に変更。JRバス関東土浦支店が運行に参加。
  • 2007年10月1日 - 高萩駅発着の1往復がJR→日立電鉄担当に変更。
  • 2008年7月1日 - 日立発着便を2往復増便、計1日14往復となる。あわせて日立発着便は全便神峰営業所発着となる。日立発着便の日立中央IC経由便が復活(朝の上り1便)。

車内設備[編集]

  • 原則全便4列シート・化粧室付き車両で運行。

特記事項[編集]

  • 東京発午前と日立方面発午後のJR便にはドリーム号間合い運用で一時期ダブルデッカー車やスーパーハイデッカー車が充当されたことがある。
  • 常磐線の特急列車「スーパーひたち」、「フレッシュひたち」と名称が紛らわしいためか、名称を使わず東京 - 日立・高萩線と称するケースが多い。一方、2006年10月1日改正以降はJRバス関東の公式サイトや配布時刻表などで「ひたち号」(ひらがな)の愛称を使用することが多くなっている。
  • 東京方面の渋滞が酷い場合、八潮PAに臨時に停め、八潮PA→八潮駅でのつくばエクスプレスへの乗り継ぎにより秋葉原方面へ運賃100円で乗車できる措置が取られることがある[注 1]。但し、扱いの有無は運転手の裁量である[1]
  • 2008年7月1日から2009年3月31日まで、往路乗車日を含む3日以内に復路を利用する場合に運賃が割安になる往復乗車券「3デイリターンきっぷ」を発売していた。この乗車券は車内での購入ができないため、乗車券を予約してから購入することになっていた。

外部リンク[編集]

脚注[編集]

  1. 当初は東京方面の渋滞解消を目的に2008年6月16日から2009年3月31日までの実証実験として行っていた。
出典