川根町
ナビゲーションに移動
検索に移動
川根町(かわねちょう)とは、かつて静岡県榛原郡に存在した町である。島田市に編入されて廃止された。
概要[編集]
静岡県中央部のやや西寄り、大井川の中流域に位置する町である。明治22年(1889年)10月に下川根村(しもかわねむら)が発足し、昭和30年(1955年)1月に伊久見村の一部を編入する。2月に笹間村を編入する。4月に川根町と改称した。
町域の西部には家山・笹間・身成の支流を集めて大井川が北から南に向けて流れている。この町の面積の9割以上が山林で占められて平地が少ないため、主要産業は農業ならびに林業である。また、川霧を生む気象条件と茶の栽培に適した土壌に非常に恵まれているため、町特産の川根茶が日本全国に知られているほど著名である。林業関係では杉や檜を中心としており、椎茸の栽培も盛んに行なわれている。
大井川流域一帯は静岡県下でも有数の紅葉の名所として知られている。また三光寺・鵜山の七曲り・笹間ダムなどの古寺や景勝地に恵まれている。
平成20年(2008年)4月1日、島田市に編入されたため、地方自治体としての川根町は廃止された。
川根町の年中行事[編集]
川根町の特産品[編集]
川根町の名所[編集]
人口の変遷[編集]
平成8年(1996年)の川根町の人口は7119人[1]。合併直前の平成20年(2008年)3月1日の人口は5757人である。
関連項目[編集]
- 川根町 (島田市) - 島田市合併後の「旧静岡県榛原郡川根町」の町域に関するページ。
脚注[編集]
- ↑ 平成8年度版『全国市町村要覧』