川根茶
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川根茶(かわねちゃ)は、静岡県榛原郡川根本町・島田市川根町[注釈 1]で摘採された茶葉を同町内の製茶工場で加工し、その荒茶を使用した日本茶をいう。川根茶は、川根茶商組合により地域団体商標登録されている[2]。
沿革[編集]
1602年(慶長7年)、旧中川根村から茶が租税として上納された記録があるという。18世紀ごろには大井川周辺の材木商が、木材とともに川根茶を江戸で売るようになった。明治時代にシカゴ万国博覧会に出品された川根茶は極上煎茶賞を受賞した。大正時代に中村光四郎が、水分が多くてやわらかい川根茶の新芽に適した、独自の手揉み製法である川根揉みきり流を確立した。戦後になると、1964年に茶業界で初めて天皇杯を受賞した。
関連項目[編集]
脚注[編集]
- 注釈
- 出典
日本茶の産地とブランド |