高速あさひかわ号

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高速あさひかわ号(こうそくあさひかわごう)は、北海道中央バスジェイ・アール北海道バス道北バス共同運行する北海道都市間バス路線。

沿革[編集]

(特に明記の無い場合は高速あさひかわ号を指す)

  • 1962年4月15日 - 国道12号経由の特急札旭線を新設。
  • 1974年12月1日 - 特急札旭線を滝川ターミナルで系統分割する形で廃止。特急滝旭線新設。
  • 1984年9月1日 - 高速あさひかわ号を新設。
    • 2往復。所要時間2時間55分。同社初のテレビと音響マルチステレオ搭載車で運行。
    • 途中停留所は野幌、滝川ターミナル、神居2条10丁目、神楽支所前、旭川ターミナル。
  • 1984年12月1日 - 4往復に増回。
    • 旭川市内の運行経路を旭川大橋に変更。神居2条10丁目と神楽支所前を廃止。
    • 滝川ターミナルでの乗降制限設定。空席がある場合のみ利用可。
  • 1985年4月10日 - 5往復に増回。二階建てバスによる運行開始。
  • 1985年12月1日 - 10往復に増回。高速栗沢を新設。
  • 1986年4月10日 - 12往復に増回。二階建てバスおよびスーパーハイデッカーでの運行となる。
  • 1987年4月10日 - 16往復に増回。
  • 1987年9月19日 - 道央自動車道美唄IC供用開始に伴い経路変更。所要時間を約2時間40分に短縮、東山を新設。
  • 1987年12月1日 - 4枚綴回数乗車券を新設。6枚綴回数乗車券を廃止。
  • 1988年4月10日 - 20往復に増回。滝川ターミナルの乗降取り扱いを廃止。滝川市内の一部区間(新町3丁目~滝の川西4丁目)で経路変更。
  • 1988年10月9日 - 道央自動車道滝川IC供用開始に伴うダイヤ改正。
    • 滝川IC経由で運行。所要時間約2時間25分に短縮。
    • 高速茶志内、砂川吉野、砂川石山を新設。
  • 1989年9月13日 - 道央自動車道深川IC供用開始に伴うダイヤ改正。
    • 深川IC経由で運行。所要時間を約2時間05分に短縮。高速江部乙新設。
  • 1990年4月10日 - 旭川新千歳空港線「エアポートちとせ号」を新設。途中停車は深川ターミナルのみ(1992年3月31日まで運行)。
  • 1990年4月28日 - 26往復に増回。
  • 1990年10月31日 - 道央自動車道旭川鷹栖IC供用開始に伴うダイヤ改正。
    • 旭川鷹栖IC経由に変更。所要時間を約2時間00分に短縮。
    • 40往復に増回。JR北海道バス(当時)、道北バスが新規参入。
    • 札幌行の札幌ターミナル(北1条西1丁目降車場)を時計台前に改称。
    • 高速納内、4条1丁目、3条9丁目を新設。
  • 1991年4月1日 - 「マンデーモーニングバス」を新設。
    • 月曜日限定で札幌6:30発で運行。祝日の際は翌朝に繰り下げ(10月28日まで運行)。
  • 1993年7月24日 - 小樽旭川線を3往復新設。
    • 小樽駅前、花園公園通(市役所通)、住吉神社前、奥沢口、潮見台、新光見晴、野幌、高速栗沢、砂川吉野、子どもの国、砂川石山、旭川ターミナル。夏休み期間限定運行(1996年まで運行)。
  • 1993年8月11日 - 菊水元町7条、緑町20丁目新設。
  • 1995年7月21日 - 2.5往復を遠軽ターミナルまで延長(高速えんがる号)。北見バス(当時)が参入。
  • 1996年4月11日 - 4往復を紋別ターミナルまで延長(高速流氷もんべつ号)。北紋バスが参入。
  • 1997年4月1日 - 平日のみ使用できる20枚綴りのあさひかわビジネス回数券を新設。
  • 1997年12月1日 - 冬期のみ休日ダイヤ新設。平日34往復、休日40往復(いずれも札幌遠軽線・札幌紋別線を含む)。
  • 1998年12月1日 - ビジネス回数券を廃止。平日・休日共に使用可の20枚綴り回数券オールデイ20を新設。
  • 1999年4月1日 - 全席禁煙化。
  • 2000年4月1日 - JR北海道のバス部門分離により同社担当分をジェイ・アール北海道バスに移管。
  • 2001年4月1日 - 高速流氷もんべつ号の2往復を直行便に振り替え。
  • 2002年4月1日 - 旭川市内に川端6条10丁目、3条1丁目を新設。
  • 2003年4月1日 - 北紋バス担当の高速流氷もんべつ号1往復を直行便に振り替え。
  • 2005年4月1日 - 3条1丁目を廃止し、4条1丁目に移設。
  • 2007年11月3日 - 旭山動物園入園券をセットにした往復バスセット券を新設。
  • 2008年6月1日 - 札幌&富良野・旭川ぐるっとバスセット券を新設。

運行経路[編集]

停留所[編集]

2008年4月1日現在。

凡例 ○:乗車のみ取り扱い ●:降車のみ取り扱い ◎:乗車・降車とも取り扱い ↓↑:通過又は経由せず

所在地 停留所名 高速あさひかわ号 備    考
札幌

旭川
札幌

旭川
札幌市 札幌駅前ターミナル のりば14
北2条西3丁目
時計台(北1条西1丁目)
札幌ターミナル のりば3
菊水元町7条
江別市 野幌(高速)
岩見沢市 高速栗沢 パーク&ライド駐車場完備
東山(高速)
美唄市 高速茶志内
砂川市 砂川吉野(高速) パーク&ライド駐車場完備
砂川石山(高速) 通行止め時は「空知工場前」に臨時停車
滝川市 高速江部乙 パーク&ライド駐車場完備
深川市 高速納内 パーク&ライド駐車場完備
通行止め時は「納内6丁目」に臨時停車
旭川市 緑町20丁目
川端6条10丁目
4条1丁目 2005年4月1日新設
3条9丁目
旭川ターミナル 構内のりば1
  • 高速納内の代替停留所の「納内6丁目」は道道旭川深川線を迂回運行する場合のみ停車する。

運賃[編集]

区   間 片道運賃 往復券 回数券 備    考
札幌 - 砂川石山 1,270円 2,450円 4,600円(4枚綴り) 往復・回数券は札幌 - 滝川ターミナルと共用
20枚綴り回数券 20,000円
札幌 - 高速江部乙 1,500円 5,650円(4枚綴り) 回数券は札幌 - 深川十字街と共用
札幌 - 高速納内 1,750円 10枚綴り回数券 17,000円
20枚綴り回数券 31,000円
札幌 - 旭川 2,000円 3,750円 7,000円(4枚綴り)

所要時間[編集]

  • 札幌駅前ターミナル - 旭川ターミナル間
    • 夏ダイヤ - 約2時間00分。
    • 冬ダイヤ - 約2時間20分。

運行本数[編集]

夏ダイヤ。冬期は減便される。

  • 旭川ターミナル行 - 34本(内、ジェイ・アール北海道バス6本、道北バス2本)
  • 札幌駅前ターミナル行 - 33本(内、ジェイ・アール北海道バス5本、道北バス2本)

使用車両[編集]

  • 正座席34~42人 4列シート。
    • 定員や仕様が異なる場合がある。

その他[編集]

  • JR北海道との熾烈な争いの中、トイレや自動車電話など装備の充実、2階建てバススーパーハイデッカーなど新型車輌を積極的に導入した。運賃の安さもあって平日も増発便が相次ぎ、都市間バスの好例として道内外より同業他社の視察も相次いだ。
  • 高速あさひかわ号の共同運行化については道北バスのほか旭川電気軌道にも打診があったが、市内路線を主とする同社は参入に難色を示し、道北バスも当初は2往復のみの参入に留めている。
  • パーク&ライドとして駐車場カーレストが駐車場として指定されている(有料)。

外部リンク[編集]