郡家町 (鳥取県)

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こおげちょう
郡家町
日本国旗.png日本
地方中国地方
所属鳥取県八頭郡
人口1万378人(2003年3月末) 人
面積85.53 km2
備考八頭郡の中心地。現在は廃止されて八頭町

郡家町(こおげちょう)とは、鳥取県東部の八頭郡にかつて存在したである。2005年平成17年)3月31日合併により八頭町となり、自治体としての郡家町は廃止された。こうげちょうの読みではない。

概要[編集]

この町は鳥取市から南へおよそ10キロ、JR因美線若桜鉄道の分岐点にある町で、各官公署の出先機関が多く置かれ、郡内唯一の普通科高校も置かれたため、事実上八頭郡の行政、学問の中心地であった。その歴史は古かったようで、古墳や考古物が多く存在することから、かなり前から開けていた土地と見られている。

昭和28年(1953年)、旧郡家町に国中村大御門村下私都村の3村が合併し、改めて郡家町が発足する。昭和32年(1957年3月上私都村中私都村と合併して改めて郡家町が発足した。

この町は農業林業が盛んで、建築用材や米、20世紀梨などの産地となっている。大御門地区ではの栽培が盛んに行われており、これらは別名「霜降り柿」という花御所柿の特産がある。それ以上に有名なのが、久能寺地区を窯元とする因久山焼で、京都御室焼信楽焼の長所を受け継いで現在に至るおよそ300年の伝統を持っており、県外からも高い評価を受けている。

観光地としては、国指定史跡の土師百井廃寺跡や成田山青龍寺のほか、福本のオハツキイチョウ、西御門の大イチョウなどの名木・巨樹が存在する。

平成17年(2005年)3月31日に船岡町八東町と合併して八頭町が発足したことにより、郡家町は廃止となった。

郡家町の見どころ[編集]

郡家町の特産品[編集]

  • 花御所柿
  • 因久山焼
  • 20世紀梨

郡家町の年中行事[編集]

郡家町の人口の変遷[編集]

郡家町の人口平成9年(1997年)の『全国市町村要覧』では1万329人。平成15年(2003年)3月末の推計人口では1万378人である。

行政[編集]

歴代町長[編集]

氏名 就任年月 退任年月
初代 岸本政嘉 1957年4月 1969年4月
2 山本一三 1969年4月 1973年4月
3 小林実 1973年4月 1993年4月
4 和田哲也 1993年4月 2005年3月

行政機関[編集]

警察[編集]

消防[編集]

  • 八頭消防署 - 河原町(現鳥取市)に所在

郵便(郵政公社)[編集]

  • 集配局
    • 郡家郵便局
    • 中私都郵便局 - 八頭町合併後の2006年10月16日に無集配局となった。

概要[編集]

教育[編集]

現在はすべて八頭町立となっている。

  • 小学校
    • 郡家町立郡家東小学校
    • 郡家町立郡家西小学校
  • 中学校
    • 郡家町立中央中学校
  • 高等学校

交通[編集]

鉄道[編集]

中心となる駅:郡家駅

道路[編集]

出身人物[編集]