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(かき)とは、果実の一種。また、それが実る果樹も柿(柿の木)と呼ぶ。

概要[編集]

と同様に大陸由来と謂われているが、史前帰化種とする説もある。果実はタンニンを多く含み、塗装材料の柿渋の原料としても広く用いられた[1]。「渋抜き」によって甘くなるため、干柿あるいは「さわし柿」としても利用される。品種改良によって「甘柿」が作出されたが、「干柿」や「さわし柿」の愛好者も少なからずいて、渋柿は現在でも栽培されている。品種としては、「禅寺丸」あたりが分岐点とされる。

人間生活との関わり・利用[編集]

ファミリー・ツリーとして一本植えておくと、数十年は楽しめる[2]
大して丹精もしていないのに、放っておくと一本の木に(「桃栗三年柿八年」という)数十個、下手をすると二百個くらい実が成る。それをいちいち包丁で皮を剥いて吊るして …… とかやっている手間を考えるとお薦めはしない。

品種[編集]

その他[編集]

ステンレス包丁ではない製の包丁を用いると、タンニンによって包丁が真っ黒になるので、研ぎ直しが必要になる。

脚注[編集]

  1. 日本の特許第1号は柿渋を利用した錆止め塗料である
  2. あるいは苦しめられる。

関連作品[編集]

関連項目[編集]