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相撲用語一覧
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相撲用語一覧 (すもうようごいちらん)は、大相撲で使われる言葉の一覧である。
あ行[編集]
か行[編集]
- ガイにする - コテンパンにすること。
- 顔じゃない - 番付に合わない振る舞いのこと。主に下位力士を戒めるために用いる。
- 顔触れ言上 - 行司が行う幕内力士の翌日の取組紹介。通常は中入後に行われるが、千秋楽など結び後に取組を決める場合は行わない。なお、NHKの大相撲中継では放送がカットされる。
- ガチンコ - 真剣勝負。もしくは八百長の取引ができない力士。
- 看板大関 - 当該項目参照。
- 木戸担当 - 本場所の入場係。いわゆる劇場でいうところのもぎり担当。劇場等では新入りの仕事とされることも少なくないが、大相撲ではベテランの元力士である親方が担当し、全くの新入りの職務でないのが特徴。
- 給金直し - 勝ち越しのこと。関取は力士褒賞金が次場所に増額するためであり、また、序ノ口は勝ち越しで、各段上位は勝ち越しで手当の増額がある上位の階級への昇進があるためである。
- 稽古場横綱 - 稽古場では他を圧倒するほど強いが、本場所で全く稽古の力量を発揮できず大して昇進しない力士を例えた言葉。反義語はないが、人気力士だった高見盛が稽古場では番付不相応の弱さで「稽古場序二段」と呼ばれた。
- 系統別総当たり制 - 本場所の取組を異なる一門同士の力士で行うこと。1964年(昭和39年)まで実施。例えば、花籠部屋など二所ノ関一門の力士とは対戦しない大鵬に対し、一門力士の少ない柏戸は実質部屋総当たりに近い状態で、大鵬との同時横綱昇進もそれが考慮されたと言われる。
- 御前掛かり - 今上天皇がご観覧される天覧相撲で行われる特別の幕内力士の土俵入り。通常の円形形成でなく、列に並んで土俵に上がった後に紹介が行われる。
さ行[編集]
- 初っ切り - 巡業の余興の一つで、2人一組で反則技を面白おかしく紹介。昨今はプロレス由来の反則も取り入れている。
- 新序出世披露 - 前相撲を取り終え、次場所に序ノ口に番付される新弟子を観客に披露する土俵入り。通常は中日に行われるが、新弟子が多い場所は複数回実施する。新弟子は師匠や兄弟子から借りた化粧廻しを付けて土俵に立つ。
- 相撲甚句 - 巡業の余興で歌われる独特の節の歌。一般にも愛好者がおり、デーモン閣下もCDを出している。
- 相撲部屋 - 当該項目参照。
- 世話人 - 相撲協会の嘱託職員で、年寄名跡を入手できない引退力士が就く。いわゆる野球の用具係と一緒で、本場所では用具等の支度を担い、普段は若者頭同様に所属力士の指導を行う。若者頭に空きができれば、若者頭への転身も可能。
- 千秋楽 - 本場所の最終日。各段優勝力士や三賞受賞力士の表彰が行われる。なお、明治初期以前は幕内力士が出ない風習があった。
- そっぷ - 筋肉質の痩せ体型の力士。スープの出汁を取る鶏ガラが由来。
た行[編集]
- タニマチ - 当該項目参照
- 注射 - 八百長。語源はよく効くことから。
- 土がつく - 負けること。土俵が土でできていることから。「黒星(がつく)」も同義。
- 電車道 - 相手力士をまっすぐ土俵の外へ押し出すこと。自分のすり足のあとが線路のように平行に土俵に残ることから。尊富士がこの言葉が好きで、実家の近くの津軽鉄道のストーブ列車を化粧まわしにあつらった。
- 床山 - 大相撲の髪結いの専門職。当該項目参照。
- 巴戦 - 3人で1人の勝者のみを決める取組で、優勝決定戦で実施される。対戦順番はくじ引きだが、続けて2勝しないと勝者が決まらない。2位は決めないので、2戦で決まる場合、リーグ戦とは敗者同士の対戦が無いところが異なる。
な行[編集]
- 中入 - 14日までの十両取組終了後の短休憩の時間。行司が十両最後の取組で「この一番にて中入りぃ〜」と発する。なお、千秋楽では十両以下各段の表彰式準備のための時間が設けられ、優勝決定戦はその表彰式の前に行われる。
- ヌケヌケ- 星取り表で白星と黒星が交互に続くこと。
は行[編集]
- 番狂わせ - 当該項目参照
- 部屋別総当たり制 - 本場所の取組を異なる部屋の力士同士で行うこと。関取は野球のFAのように個人が自由に部屋を移籍できなかったり、野球のトレードのような力士の数調整の仕組がないため、例えば、幕内上位力士の多い大部屋の二子山部屋所属の若貴兄弟に対し、幕内力士が実質当人だけの東関部屋の曙は殆どの力士と対戦するなど、番付上位の関取の数が少ない部屋ほど不利になる弊害が生じる。
ま行[編集]
- 物言い - 当該項目参照