今上天皇
ナビゲーションに移動
検索に移動
今上天皇(きんじょうてんのう)は、現時点で皇位に在位中の当代天皇を指す言葉。
概要[編集]
本来は「今上陛下」が正式な使い方であり、「今上天皇」はもともとは誤用であった。
同義語に「聖上」(せいじょう)、お上(おかみ)、主上(しゅじょう)があり、「上」の文字は天皇の尊貴を称える意味を持つ。
トリビア[編集]
- 「今上」だけなら「きんじょう」「いまのうへ」(いまのうえ)とも読む。
- 756年(天平勝宝8年)6月21日 (旧暦)の正倉院文書『東大寺献物帳』に「今上」の使用例が見られるが、当時の天皇は女帝の孝謙天皇であったし、聖武太上天皇は、同年6月に崩御しているため、「今上」が当時の天皇を指しているわけではないようである。