番付
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番付 (ばんづけ)は、大相撲力士の位のことである。番付を印刷したものが番付表である。また、これが転じて様々な物事を位付けることを言う。
概要[編集]
大相撲の本場所で力士の成績に応じて翌場所の番付が決められる。本場所千秋楽の3日後の番付編成会議において番付の昇降が諮られ、担当行司[注 1]が相撲字を用いて、4倍の紙で番付表の原本を作成。縮小印刷された後、本場所初日の13日前の月曜日朝に番付発表が解禁される。
関脇以下は、通常勝ち数が多ければ番付が上がり、勝ち数が少なければ番付が下がる。勝ち数の決め方は、白星 (勝ち)の数から黒星 (負け)を引いたものである[注 2]。休場は負けと計算する。なお、序ノ口も新序出世力士の人員に応じて勝ち数が少なくても番付が上がることがある。
横綱、大関への昇進や付出初土俵は相撲協会理事会の承認が必要で、昇進には関門がある。
関連用語[編集]
- 番狂わせ - 番付がはるかに下の力士が上の力士に勝つなど、取組前の予想と大きく異なる対戦結果が出ること。
- 番付運が悪い - 番付上位での負け越し力士が少なくて、成績の割りに昇進枚数が小さいこと。
関連項目[編集]
注[編集]
- ↑ 現在の担当は木村要之助 (2代)。
- ↑ いわゆる持ち給金の基準額も勝ち越し点によって決まる。