波野村 (熊本県)
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波野村(なみのそん)は、熊本県の北東部にあった村で阿蘇郡に属していた。平成17年(2005年)2月11日、阿蘇町・一の宮町と合併して阿蘇市となり、自治体としては廃止された。
概要[編集]
熊本県の北東端に位置する農村を主体とする村で、東が大分県と、南は高森町と、西は一の宮町と、北は産山村と接していた。明治22年(1889年)4月、町村制実施の際に波野村が誕生した。
この村は阿蘇外輪山の東部を占めており、西から東へ緩く傾斜しているなだらかな高原地帯が広がっている。南東部には標高843メートルの萩岳の西側一帯に波野原が開けており、蕨やタラの芽、ウドなどが豊富で、シーズンには山菜取りの人々で賑わっている。この村の基幹産業は畑作中心の農業で、稲作、トウモロコシ、菜種、豆などが産出され、畜産や白菜、キャベツなどの高原野菜栽培も行なわれている。また中江地区に伝承される中江岩戸神楽は、国選択の無形民俗文化財となっている。
平成17年(2005年)2月11日、阿蘇町・一の宮町と合併して阿蘇市となったことにより、波野村は廃止された。
波野村の見どころ[編集]
波野村の人口の変遷[編集]
波野村の人口は平成8年(1996年)3月31日の『住民基本台帳』では1926人。平成12年(2000年)の国勢調査では1736人である。
地域[編集]
教育[編集]
小・中学校[編集]
交通[編集]
最寄り空港は熊本空港。
鉄道[編集]
道路[編集]
一般国道[編集]
県道[編集]
- 主要地方道