柏村 (青森県)
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柏村(かしわむら)は、青森県西津軽郡に位置していた村である。平成17年(2005年)2月11日のつがる市発足に伴い、廃止された。
概要[編集]
青森県西部に位置していた村。五所川原市と岩木川を挟んで相対し、村域は岩木川西岸にあった。津軽平野のほぼ中央部を占めていた。
江戸時代に弘前藩はこの村を中心に新田開発に着手したことから、現在でも農業が盛んであり、特に米作と林檎作りが現在でも盛んに行われている純農村である。そのため、村の財政はそこまで悪いわけではなく、昭和中期に全国各地で町村合併が行われた際にもこの村は独立を維持した。農業だけでなく、畜産や園芸作物栽培の普及などにも努めている。
見どころとしては長福寺、青森県の天然記念物に指定されている桑野木田の最古のリンゴの木(樹齢が100年を超えているとされる)などがある。
平成17年(2005年)2月11日、木造町、森田村、稲垣村、車力村と合併してつがる市となったことにより、柏村は消滅した。
人口の変遷[編集]
平成8年(1996年)3月31日の住民基本台帳によると、当時の人口は4981人。廃止直前の平成17年(2005年)2月1日時点での人口は5158人である。
隣接していた自治体[編集]
歴史[編集]
- 1889年(明治22年)4月1日 町村制施行により桑野木田村、上古川村、下古川村、鷺坂村、稲盛村が合併し、柏村が発足。
- 1904年(明治37年)4月1日 木造町の大字広須、玉水を編入。
- 2005年(平成17年)2月11日 木造町、森田村、稲垣村、車力村と合併しつがる市となる。
姉妹都市・提携都市[編集]
国内[編集]
交通[編集]
鉄道[編集]
バス[編集]
道路[編集]
- 国道101号
- 青森県道37号弘前柏線
- 青森県道154号妙堂崎五所川原線
- 青森県道186号桑野木田南広森線
- 青森県道245号稲盛千代町山田線
- つがる市道下古川6号線[3] - 県道154号線から津軽自動車道に連絡する市道。
教育[編集]
名所・旧跡[編集]
- 津軽新田発祥の地
- 日本最古のりんご樹
その他[編集]
- 旧柏村内には銀行の支店はないが、銀行ATMはコンビニやイオンモールつがる柏内など店舗外にはある[4]。
年中行事[編集]
脚注[編集]
- ↑ バス路線の見直しについて(平成30年9月30日の運行をもって廃止・鶴田線)(PDF) - 弘南バス
- ↑ つがる市地域内交通について - つがる市役所
- ↑ 出典:広報つがる2012年1月号(PDF)
- ↑ 郵便局は村内にある。