稲垣村

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稲垣村
日本国旗.png日本
地方東北地方
所属青森県西津軽郡
人口4846 人
面積33.17 km2
備考つがる市となり、地方自治体としては消滅。

稲垣村(いながきむら)は青森県西津軽郡に存在した平成17年(2005年2月11日つがる市発足に伴い、地方自治体として廃止され、旧村域は稲垣町の町名となっている。

概要[編集]

この村は青森県西部に存在した。東西を岩木川山田川に挟まれて、車力村との村境に田光沼がある。岩木川を隔てて北から中里町金木町五所川原市と対し、南は木造町と接していた。

この村は低湿地帯で川に挟まれていたこともあり、岩木川や山田川の氾濫に悩まされた歴史がある。ただ、そのために土地は肥沃となって現在では青森県でも屈指の稲作地帯となっている。

見どころとしては稲穂いこいの里、豊川の一本ダモ、春日神社、久米川遺跡、松枝遺跡、懸河遺跡などがある。

平成17年(2005年)2月11日、木造町、森田村、柏村、車力村と共に合併してつがる市となった。

人口の変遷[編集]

平成8年(1996年3月31日住民基本台帳によると、当時の人口は5567人。廃止直前の平成17年(2005年)2月1日時点での人口は4846人である。

隣接していた自治体[編集]

歴史[編集]

経済[編集]

農業
『大日本篤農家名鑑』によれば稲垣村の篤農家は、「秋元穂、今清一郎、長内則昭、長内泰民」などである[1]

教育[編集]

交通[編集]

バス[編集]

道路[編集]

鉄道[編集]

村内に鉄道は無い。村役場最寄駅は津軽鉄道線芦野公園駅

出身・ゆかりのある人物[編集]

家は代々酒造業を営んだ[2]。また、地方公職に従事し、推重された[2]

脚注[編集]

  1. 『大日本篤農家名鑑』451頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2016年11月13日閲覧。
  2. a b c 『青森県名鑑 大正四年特別大演習記念』91頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2016年11月13日閲覧。
  3. 『稲垣村制百年の歩み』(稲垣村・平成元年5月30日発行)346頁〜368頁の「年表」