三菱ふそう・エアロスター

2代目エアロスターノンステップ(LKG-MP37FK)

三菱ふそう・エアロスターとは、三菱ふそうトラック・バスが販売する大型バスである。

初代

新呉羽自動車工業ボディのエアロスターKと名古屋製作所ボディのエアロスターMが存在する。末期は新呉羽の車も名古屋と共通のデザインになった。

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2代目

1996年に発売を開始。当初はディーゼル車のみの販売だったが1997年2月にノンステップバスが、8月19日に蓄圧式ハイブリッドバスが、1998年10月22日にCNG車が、2000年2月9日にノンステップバスのCNG車がラインナップに追加された。

2000年5月23日に平成11年排出ガス規制適合モデルが発売された。このモデルよりエンジンが6M70に変更されている。型式はKL-MP33J*、KL-MP35J*、KL-MP37J*(*はK、M、Pのいずれか、ノンステはP尺の設定なし)。

2004年3月8日に平成16年排出ガス規制適合モデルが発売された。また、超低PM排出ディーゼル車認定制度にも適合している。国内のバスで平成16年排出ガス規制・超低PM排出ディーゼル車認定制度に適合したモデルは初。エンジンは6M70Tに変更された。型式はPJ-MP35J*、PJ-MP37J*(*はK、M、Pのいずれか、ノンステはP尺の設定なし)。なお2005年の途中から法令が改正されるためフォグライトが小型化し、テールライトも1種類のみに変更された。

2007年9月26日に平成17年度新長期排出ガス規制適合モデルが発売された。このモデルでは尿素SCRシステムを採用した。エンジンは日産ディーゼル製のMD92TJに変更されている。型式はPKG-MP35U*(*はK、M、Pのいずれか)。発売当初はノンステップバスがラインナップになかったが、2009年4月16日からノンステップバスがラインナップに追加された。なお、同年2月から一部の事業者に先行導入されている。型式はPKG-MP35U*改(*はK、Mのいずれか)。

2010年5月18日に平成21年排出ガス規制・重量車燃費基準適合モデルが発売された。このモデルからBlueTecシステムが採用されている。トランスミッションはマニュアルが廃止され、全てアリソン製の6速ATに変更されたほか、エンジンが6M60に変更された。型式はLKG-MP35F*、LKG-MP37F*(*はK、M、Pのいずれか、ノンステはP尺の設定なし)。

2012年4月20日に同年7月からの改正自動車安全基準適合モデルが発売された。ブレーキオーバーライドシステムが追加されている。また、フォグライトが黄色から無色に変更されている。QKG-MP35F*、QKG-MP37F*(*はK、M、Pのいずれか)。

フロントデザインが変更されたエアロスター

2014年6月19日にフロントデザインを大きく変更し、発売開始した。このモデルではディスチャージヘッドランプ、コーナリングランプが標準装備されている。また、路肩灯もLEDに変更された。型式はQKG-MP35F*、QKG-MP38F*(*はK、M、Pのいずれか、ノンステはP尺の設定なし)。

2017年10月11日に平成28年排出ガス規制適合モデルが発売を開始した。平成27年度重量車燃費基準+5％達成。このモデルでは液晶モニター、サイドビューカメラが標準で搭載されている。型式は2PG-MP35F*、2PG-MP38F*(*はK、M、Pのいずれか、ノンステはP尺の設定なし)。

2019年8月30日にドライバー異常時対応システム(EDSS)を追加したモデルが発売された。このモデルよりテールライトがLEDに変更されている。2021年6月に前扉仕様車(ワンステップ)が追加された。

2022年12月にオートライト機能が追加されたモデルが発売された。また、EDSSも改良されている。

関連項目

• 三菱ふそう・エアロスター-S - エアロスターノンステップの代わりに販売されていた、日産ディーゼル・スペースランナーのOEM車
• 日産ディーゼル・スペースランナーA - エアロスターのOEM車種
• ゲテノン