日東駒専
ナビゲーションに移動
検索に移動
日東駒専(にっとうこません)は、首都圏の大相撲力士の出身者の多い大学のグループである。また、準難関私立大学グループとして文系大学受験の際に使用されている。
概要[編集]
- 該当する大学
いずれも戦前に設立された大学である。かつては各大学に夜間授業の2部が置かれたが、駒大、専大では廃止された。
相撲[編集]
大相撲力士の出身者の多い大学であり、大相撲の2022年現在の現役力士の人数は大学の並び順であるが、この序列に東京農業大学は入っていない。
ちなみに、番付順というわけでなく、現役では偉大なる日本大学理事長田中英壽様が教えなされた遠藤聖大が最高位が小結であるのに対し、東洋大学出身の御嶽海久司は、令和四年初場所で13勝2敗で優勝し、3場所連続33勝で大関昇進をした。さらに令和4年3月場所では東関脇になったばかりの若隆景渥も初優勝した。
一方、日大出身の力士は横綱、大関に昇進し、専大も中退ながら大関を輩出している。
毎年12月上旬に行われているアマチュア相撲選手権にも多くの選手が参加している。
登場記事[編集]
1980年代後半に登場した用語のようである。1987年11月「週刊サンケイ[注 1]」36巻53号の記事「慶明立、日東駒専、関関同立こう動く」が出典として確認されている。大学受験が大衆化し、丙午少子化が収束した1980年代後半に主に予備校の進学指導で使用されており、これらの大学は首都圏の文系の準難関私立大学グループとして[1]大学受験の際に使用されることが多い。
一方、構成する大学間で研究組織の連携や学生サークルの交流の実態がないため、今日でも大学間の協力関係であまり使用されることはない。
関連項目[編集]
参考文献[編集]
- 注
- 参考文献
- ↑ 今からでも出願できる私立大 学部や合否判定基準が多様 科目も費用も「得」な後半戦(毎日新聞)2021年2月10日