大学生

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大学生(だいがくせい)とは、大学学部に通う学生のことである。

概要[編集]

主に通学制の大学に通う学生に対して使われる。
年齢は概ね19歳〜22歳で、6年制学部では19歳〜24歳であるが、大学は義務教育ではないため、浪人留年などで年齢がさらに上の人もいるし、様々な事情で30歳を過ぎてから大学に行く人も(少数ではあるが)いる。

都市部では自宅通学容易な多数の大学があっても、地方では近くの大学まで50kmを超えることもザラで、さらに学部、学科配置に偏りがあるため、大学生になるのを機に親元を離れて一人暮らしをはじめる人や、地方から上京して南関東の大学に通う人や地方から来洛して京阪の大学に通う人も多く、2020年頃から国外の大学に高校卒業から短期間で入学するケースも出始めている。

学生生活[編集]

1970年代[編集]

一部の学生が共産主義に傾倒して学生運動を行っていた。大半の学生はストで授業がつぶれると喜び、試験がつぶれて全員留年になると悲しんだ。これは当時の勝又進の漫画で描かれている。

1980年代前半[編集]

文系学生は営業職と教職しか進路が無かったため、アルバイトという表向きは社会勉強、その実態は金稼ぎにいそしむものが多く、いしいひさいちの『バイト君』などで表現されている。

また、なんだか理由はわからないが硬式テニスがブームになり大学にテニスサークルが沢山出来た。

1980年代後半[編集]

バブル景気の真っただ中で、勉強は放置して遊ぶ学生が多かった。
丙午少子の影響があった1985年を過ぎると受験生増で日東駒専もそっとやちょっとでは入れない厳しい時代。一方、デモシカ教師と言われた教職もこの頃以降は大量採用のピークが過ぎ、2020年代現在の教員不足の一因ともなっている教員志望者にとって辛い長い氷河期が到来することになる。

教職が厳しくなった文系学生は営業職しか進路が無かったため、とんねるずの歌と営業で役立つからとコンパに溺れる学生が後を絶たず。あちこちで一気飲みや飲み会が行われていた。

1990年代、2000年代[編集]

1989年入学組が就活する1992年以降、教職に遅れて民間企業もバブル崩壊就職氷河期に突入。大学を出ても就職の厳しい時代が到来し、受験生増とのダブルパンチで大学生には受難の時代が続く。
2006〜08年頃、2013〜2019年頃、および2023年以降は就職売り手市場と言われているが、「職を選ばなければどこでも就職できる」という意味であり、1991年以前のバブル景気とは状況が大きく異なる。そのため、大手企業への就職希望者にとっては厳しい時代が続いている。

学年別の特徴[編集]

1年[編集]

最初はみんなやる気があるが、梅雨の頃あたりから大学に来なくなる人が増える。

2年[編集]

学生生活に慣れてきて、サークルやバイトに一番力を入れやすい時期。

3年[編集]

就職活動が始まり、インターンに行く人も多い。3年の後半になると、各企業の説明会が頻繁に行われ、就職活動が本格化する。

4年[編集]

4年になると、各企業の採用活動が本格化し、前半は就職活動に追われる。卒論のある学部は後半は卒業論文に向けた研究が中心(理系学部はほぼ1年)。

関連項目[編集]