遠藤聖大

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遠藤 聖大(えんどう しょうた、1990年10月19日 - )は、石川県鳳珠郡穴水町出身の大相撲力士血液型はAB型。イケメン力士としても有名[1]

プロフィール[編集]

経歴[編集]

穴水町内の中学校高等学校の相撲部は休部状態だったので金沢市金沢東高等学校に進学、同校卒業後は日本大学に進学する。日本大学在学中に国体成年の部、全日本選手権で優勝し、タイトル2つを獲得したため幕下付出十枚目の資格を得る。
白鵬・日馬富士の二横綱が活躍していた2013年に師匠が同郷の追手風部屋に入門、3月場所には幕下10枚目付出として初土俵を踏む。7月場所には十両昇進を果たしたが、本人も師匠も予期しておらず、本名のままとした。この場所で十両優勝を果たし、験を担いで本名のままとした。
9月場所に当時最速の初土俵から所要3場所での新入幕を果たすと、優勝経験者を2人破り、特に、関脇琴欧洲大関復帰を阻止した。幕内にはこの場所から2016年1月場所までの15場所と、2016年5月場所から2024年3月場所までの47場所連続在位する。
2014年1月場所に敢闘賞を、2016年9月場所と2018年3月場所に技能賞を受賞している。2018年3月場所後に初の小結昇進、この頃には横綱が軒並み休場がちになっていて、大関高安・豪栄道の成績が比較的安定していた。

2019年7月場所には技能賞を受賞する。2019年頃が最盛期で9月場所では三役で初めて勝ち越した。当時は関脇御嶽海の二度目の優勝、大関豪栄道の最後の勝ち越しがあった場所でもある。

2020年1月場所では金星を二つ獲得し殊勲賞を受賞した。

2023年11月場所から3場所連続負け越しし、2024年5月場所に2度目の十両陥落。幕内在位が長いため3場所目の十両という珍記録となった。8日目に関取になって初の中日勝ち越し。

人物[編集]

  • 幕内上位と下位を行き来する典型的なエレベーター力士であるが、金星を獲得したり十両陥落が少ないなど、実力はある。
  • 寡黙でインタビュアー泣かせの力士でもある。
  • 故郷の穴水町内の穴水駅前の図書館に遠藤の応援コーナーがある。
  • 後援会があったが、内緒で一般人女性と結婚した際、日本大学理事長(当時)の田中英壽の怒りを買い、後援会を解散させられた。

成績[編集]

  • 十両優勝:1回(2013年7月場所)
年数 一月場所 三月場所 五月場所 七月場所 九月場所 十一月場所
2013年 幕下付出 #10
5勝2敗
東 幕下 #3
5勝2敗
西 十両 #13
14勝1敗
優勝
東 前頭 #13
9勝5敗1休
西 前頭 #7
6勝9敗
2014年 西 前頭 #10
11勝4敗
敢闘賞
東 前頭 #1
6勝9敗
東 前頭 #4
7勝8敗
西 前頭 #5
8勝7敗
西 前頭 #1
3勝12敗
西 前頭 #8
10勝5敗
2015年 東 前頭 #3
6勝9敗
西 前頭 #5
4勝2敗9休
西 前頭 #9
6勝9敗
東 前頭 #12
10勝5敗
東 前頭 #7
8勝7敗
西 前頭 #4
4勝11敗
2016年 東 前頭 #11
1勝6敗8休
東 十両 #6
11勝4敗
西 前頭 #15
11勝4敗
西 前頭 #6
3勝12敗
東 前頭 #14
13勝2敗
技能賞
東 前頭 #3
7勝8敗
2017年 西 前頭 #4
7勝8敗
東 前頭 #5
8勝7敗
西 前頭 #1
6勝9敗
西 前頭 #3
2勝3敗10休
東 前頭 #14
10勝5敗
東 前頭 #9
9勝6敗
2018年 西 前頭 #5
9勝6敗
東 前頭 #1
9勝6敗
技能賞
西 小結
3勝10敗2休
東 前頭 #6
8勝7敗
西 前頭 #3
3勝12敗
西 前頭 #12
9勝6敗
2019年 西 前頭 #9
10勝5敗
西 前頭 #1
7勝8敗
東 前頭 #2
7勝8敗
西 前頭 #2
10勝5敗
技能賞
西 小結
8勝7敗
西 小結
7勝8敗
2020年 東 前頭 #1
9勝6敗
殊勲賞
西 小結
7勝8敗
2021年
2022年 東前頭 #5
3勝10敗2休
[注 2]
2023年 東前頭 #8
5勝10敗
2024年 西前頭 #13
5勝10敗
東前頭 #16
5勝10敗
東十両 #3

出演[編集]

脚注[編集]

  1. 出生時は鳳至郡
  2. 部屋関係者の新型コロナ感染による休場
出典
  1. 遠藤イケメン対決制し2勝目「踏み込めた」.日刊スポーツ.2018年7月25日閲覧。
  2. テレビCM紹介 > 遠藤関.永谷園.2018年7月25日閲覧。

外部リンク[編集]