山路哲生 (プロ野球審判)

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山路 哲生(やまじ てつお、昭和54年(1979年10月12日 - )は、プロ野球審判員球審塁審を務めている。誤審がひどいことで有名な審判である。

経歴[編集]

広島県竹原市出身。広島県瀬戸内高等学校九州国際大学大和工商リースを経て、社会人クラブ野球チームの選手を経験している。

オオニシスポーツ勤務時代に広島県高野連審判員を経ているが、23歳のときに退社している。平成16年(2004年)にパシフィック・リーグ審判部に入局する。現在の審判員袖番号は45(2010年までは5)。平成28年(2016年)終了時点での試合出場数は784試合。平成21年(2009年7月24日オールスターゲーム第1戦(札幌)では初出場にして球審を務めた。平成22年(2010年)、北海道日本ハムファイターズ福岡ソフトバンクホークス開幕戦にて球審を務めた。

誤審で有名[編集]

山路は誤審で有名な審判であるという。その名を一躍高めたのは、2017年平成29年)4月19日における広島東洋カープ横浜DeNAベイスターズの試合(マツダスタジアム)であった。この時山路は1塁塁審を担当していたが、6回の裏、広島の田中広輔がショートゴロを放つ。横浜のショートの倉本寿彦は際どいタイミングであったが一塁へ送球した。この時、横浜の一塁手を務めていたホセ・ロペスの足が倉本の送球を捕球するために一塁ベースから離れていた(リプレイを見る限りは、足がもし付いていたとしてもセーフになるようなタイミングでもあった)。しかし、これを山路は見落としており、打者走者の田中に対してアウトを宣告した。この判定に対して石井琢朗走塁コーチと田中は激しく抗議した。また、広島の緒方孝市監督も判定に納得がいかずベンチから飛び出した。続く7回の裏、広島が2死1・2塁のチャンスを掴んでいた。続く打者の小窪哲也はまたもショートの倉本にゴロを放つ。この時、タイミングは先程と同じくかなり際どいタイミングとなっていた。小窪はこれに対して、一塁ベースにヘッドスライディングを敢行した。タイミングはかなり際どかったが、山路は倉本の送球の到達の方が小窪の触塁より早いと判断し、打者走者の小窪に対してアウトを宣告した。これにより、広島はチャンスを潰す事になる。(試合も横浜の投手今永昇太に完封されており、この誤審がなければ満塁となったこともあり、広島としては影響はかなり大きかったものとも思われる)。打者走者の小窪と石井走塁コーチも一塁ベース上で納得いかない表情を浮かべていた。この判定に対して、先程の判定もあり広島の緒方孝市監督は烈火の如く怒りベンチを飛び出し、山路に猛抗議した。その際、山路は「度を越した侮辱行為と暴言があった」として緒方監督を退場処分とした。なお、緒方は現役を通じて初めて退場の処分を下されたことになる。4月20日、緒方は試合前にプロ野球の熊崎勝彦コミッショナーから厳重注意と制裁金10万円を科されているが、山路には処分は下らないという不公平な判定が下された。そればかりではなく、試合後に山路は取材に応じ、退場理由については「緒方監督から抗議を超える暴言があったため」と説明し、判定については「ジャッジした通りです」と答えるなど開き直りともとれる発言をしている(クルーチーフの真鍋審判員は「ジャッジしたということ。やりきったということです」ときっぱり言って同じく開き直った)。この発言に納得のいかない一部の広島ファンが半ば暴徒化し、山路に対して球場の出待ちを敢行した。結局山路は現れる事はなかったが、警備員に囲まれながら車で球場を後にしたという。

この誤審による余波は大きく、翌日も同カードで球審を務めた山路は、前日退場に処された緒方孝市監督は笑顔で山路とメンバー表を交換したが、試合前のメンバー交換の時点でファンからは多くの怒号を浴びることとなった。この日は特に問題もなく球審を務め上げた。

結局、この誤審の影響で山路はもう1カード一軍のゲームで審判員を担当した後、二軍に降格した。また、一般層に対しても山路の明らかな誤審がメディアなどで繰り返し報じられた影響で、野球ファンのみならず様々な方面から批判を受けることとなってしまった。ウィキペディアの山路の記事も、この事件を契機に「審判失格」「誤審が多い」「恥ずべき行為」などと度々書き込まれる荒らしの被害にあうこととなってしまった。

山路の誤審はこればかりではない。2015年(平成27年)5月2日ナゴヤドームにおける中日ドラゴンズと横浜DeNAの試合で山路は球審を担当していたが、中日1点リードの9回表2死1、2塁の場面で、関根に右中間3塁打を打たれてまず2塁ランナーが生還して同点。次に1塁走者も生還しようとしたが、バックホームが早く谷繁元信がランナーにクロスプレイする。これもどう見てもアウトだったが、山路の判定はセーフとされて結果的にこれが決勝点となって中日は敗戦した。谷繁によると「ベースの前にミットを置いた。そこに足がきた」と発言しており、動画や静止画像でもその通りでありどう見てもアウトだが、山路は判定を覆さなかった。谷繁は必死に抗議してそのはずみで山路の胸に触れてしまい、慌てて引いたものの、山路はそれを理由に退場を宣告した。なお、谷繁が退場処分を受けたのはプロ27年目で、出場3001試合目で初めてのことである。谷繁にも緒方同様、翌日には熊崎勝彦コミッショナーから厳重注意と制裁金20万円の処分が科されたが、山路には何のお咎めもなかった。

この2つの誤審で共通しているのは、退場させられた緒方や谷繁が温厚な人物で余程のことがなければ怒らないのにそれを激怒させるほどの誤審をした上に退場に追い込んで開き直っていること、どちらも横浜DeNAに有利になる判定をしていることである。ネット上でこの誤審は物議を醸し、炎上する騒ぎになった。なお、緒方は4月20日の横浜DeNAの試合で球審である山路と握手をして山路との人間的な器の違いを見せ付けた。但し山路は横浜への在籍歴は無く、仮に横浜を贔屓したのだとすると原因は全く不明である。

2018年(平成30年)9月18日イースタンリーグ公式戦横浜DeNA対巨人(平塚)にて1-0でDeNAリードの9回表、1死満塁から浅いライトフライからホームクロスプレーにもならない完全なタッチアウトをタッチをかわしたと謎の判定。かわしたとしても3フィートオーバーだったの見落とし巨人が同点。その後巨人が勝ち越すも、引退を決めている後藤武敏の同点タイムリーを演出したことで結果的に「山路ありがとう」と感謝されてしまった。要はくそ審判である。

審判出場記録[編集]

(記録は2016年シーズン終了時)