小川可遊斎
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小川 可遊斎(おがわ かゆうさい、生没年不詳)は、戦国時代の武将。沼田氏、上杉氏、後北条氏、甲斐武田氏の家臣。
生涯[編集]
上野国先方衆で小川城主。当初は上野国沼田城主・沼田家の有力な同心であったが、永禄年間初期に沼田家が没落し、永禄5年(1562年)に上杉謙信によって沼田城が上杉領下に置かれたため、上杉家の家臣となる。謙信の重臣・河田長親に属して小川夏昌斎の養子になった。
天正6年(1578年)に謙信が死去して御館の乱が発生すると、北条氏政に服属する。天正8年(1580年)3月、上野国岩櫃城代である真田昌幸を通じて武田勝頼に服属した。
天正10年(1582年)の織田信長による武田征伐により武田家が滅亡すると、小川家は没落し、可遊斎の行方も不明になっている。