天間林村
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天間林村(てんまばやしむら)とは、青森県上北郡にかつて存在した村である。現在は七戸町の一部となって消滅している。
概要[編集]
青森県の東部、上北郡の西北部に位置し、西部を八甲田山系に連なる丘陵部に東部を小川原湖に面する。
見どころとしては蒼前神社、天間ダム、森林公園、蒼前一里塚、二ツ森貝塚、天間館神社、一里塚(青森県指定史跡)などがある。また、昭和55年(1980年)11月、みちのく有料道路が開通して、青森県南・青森市間の所要時間がかなり短縮されることになった。
平成17年(2005年)3月31日、七戸町として新設合併したことにより、天間林村は消滅した。
隣接していた自治体[編集]
大字[編集]
- 天間舘
- 榎林
- 附田
- 二ツ森
- 野崎
- 中岫
- 花松
歴史[編集]
古くは縄文時代より集落が存在していたと見られ、二ツ森貝塚などの縄文遺跡群が存在する。
産業[編集]
農業[編集]
姉妹都市・提携都市[編集]
地域[編集]
- 上北警察署管内*現在は七戸警察署が管轄。
- 榎林駐在所
- 天間林駐在所
- 天間林村消防団
- 天間林郵便局
- 榎林郵便局
教育[編集]
- 青森県立八甲田高等学校(2007年より青森県立七戸高等学校八甲田校舎)
- 天間林村立天間舘中学校
- 天間林村立榎林中学校
- 天間林村立西小学校
- 天間林村立東小学校
金融機関[編集]
- みちのく銀行天間林支店
その他主要機関[編集]
- 独立行政法人種苗管理センター上北農場
交通[編集]
鉄道[編集]
バス[編集]
道路[編集]
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事[編集]
- 二ツ森貝塚:青森県内最大、日本国内でも有数の規模である遺跡。5,500年前から4,000年前の縄文前期から中期のものと見られている。
- 一里塚:村内に2基存在。
- 千曳神社:807年、坂上田村麻呂により創建と伝えられる。
- 諏訪牧場:競走馬の生産から育成までを行う。主な生産馬として79年年度代表馬に選出されたグリーングラス。2001年、阪神ジュベナイルフィリーズにて優勝したタムロチェリー。
- ヒナコウモリ:レッドデータブックに記載。
- みよこまつり(8月中旬)
特産品[編集]
- マイルドにんにく:無臭ニンニク
郷土料理[編集]
- ひっつみ(長芋すいとん)
出身著名人[編集]
- 上野俊量(1759年-1803年):禅僧。永平寺の依頼にて正法眼蔵の刊行作業にあたる。
- 魁輝薫秀(1952年- ):大相撲元関脇。友綱親方。大関魁皇博之を育てる。
- 加賀武見(1937年- ):JRA元騎手・元調教師。1976年東京優駿(クライムカイザー)トウショウボーイを押さえ優勝
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 七戸町・天間林村合併協議会 国立国会図書館インターネット資料収集保存事業