ナガイモ

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ナガイモとは、ヤマノイモ目ヤマノイモ科ヤマノイモ属に分類される農耕作物である。その名の通り長いが、「ジネンジョ」とは異なって南島文化圏から渡来したとされている。 自然薯は粘りけが強いのに対し、ナガイモはそれほどではない。繊切りされて醤油で生食されるほか、お好み焼きの種にも用いられる。

「ナガイモを食べると口がかゆくなる」というのは、シュウ酸カルシウムの針状結晶が原因である。こんにゃく芋のようにシュウ酸カルシウムは多すぎると、のどや口に問題を起こし、呼吸困難から最悪死に至るが、量が少なければかゆいだけですむ。加熱するなどして結晶を壊せば、シュウ酸がカルシウム分の吸収と拮抗するだけで特に害毒はない。

脚注[編集]