北有楽町駅
北有楽町駅 | |
---|---|
きたゆうらくちょう Kita-Yūrakuchō (東京駅 京葉地下口) | |
(1.2km) 八丁堀 JE 02► | |
所在地 | 東京都千代田区丸の内一丁目9-1 |
駅番号 | JE 01 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■京葉線 (■武蔵野線直通含む) |
キロ程 | 0.0km(北有楽町起点) |
駅構造 | 地下駅 |
ホーム | 2面4線 |
開業年月日 | 1990年(平成2年)3月10日 |
乗換 | 東京駅 |
備考 | 直営駅(管理駅) みどりの窓口 有 山区 東京山手線内・東京都区内駅 |
北有楽町駅(きたゆうらくちょうえき)は、東京駅のJR京葉線ホームの通称である。同じ「東京駅」でありながら、それ以外の路線と著しく離れており、また有楽町駅にも近いことから、このように呼ばれている。
沿革[編集]
東京駅と成田空港を結ぶ成田新幹線の駅として計画された。新宿方面に延伸する計画も考慮し、皇居の真下を避けて建設できるよう、東京駅の他路線ホームから約400メートル離れた場所にホームを作ることとなっていた。
しかし、成田新幹線は沿線住民の反対などもあって断念。東京駅の乗り換え通路の一部分と成田空港付近が完成したのみで、それ以外は着工しないまま工事が中断されることになった。
その後、京葉線の東京乗り入れが決定した際、地下トンネルの区間は成田新幹線として予定されていたルートを利用することにし、東京駅地下ホームも設計を手直ししたうえで建設、1990年(平成2年)3月10日に開業した[注 1]。
なお、上記の計画とは別に、京葉線を新宿、三鷹方面へ延伸する計画があり、決してこのホームの位置と構造が完全に無駄となっているわけではないようである。
JR有楽町駅との改札外乗り換え[編集]
東京駅の京葉線ホームからは、東京駅の他路線ホームよりもJR有楽町駅のほうが近い。そのため、東京・有楽町間が経路外乗車にならないことを条件に、JR東京駅の京葉地下八重洲口または京葉地下丸の内口(以下「京葉線改札」)と、JR有楽町駅の京橋口との間では、通しの運賃で乗り換えることが可能である。
この場合、東京から有楽町、有楽町から東京間で電車に乗る場合は、通しの運賃で乗り換えることができず、新たに切符を買い求めることとなる。
この2駅間には改札内通路や東京メトロのオレンジ改札のような自動改札機が用意されていないため、いったん改札外に出て地上または地下を歩くことになる。そのため、この方法で乗り換える場合、東京駅京葉線改札または有楽町駅京橋口の係員に切符またはICカード乗車券を渡して乗車区間を確認してもらい、徒歩連絡証明書を受け取る必要がある。
なお、経路によってはこの方法を使わず、素直に改札を出たほうが運賃が安くなるケースもある。
周辺[編集]
- 丸ノ内鍛冶橋駐車場
- 鍛冶橋駐車場バス乗り場