中山マサ
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中山 マサ（なかやま まさ、明治24年（1891年）1月19日 - 昭和51年（1976年）10月11日）は、日本の政治家。日本で最初の女性大臣。中山太郎（長男。元衆議院議員・外務大臣）、中山正暉（4男。元衆議院議員・建設大臣）は子である。夫は弁護士の中山福蔵（戦前は立憲民政党所属の代議士、戦後、参議院議員となる）。中山泰秀衆院議員は孫。
経歴[編集]
- 1891年1月19日、長崎県長崎市で生まれる。イギリス人の父パワー(Rodney H. Powers)と日本人の母、飯田ナカの一人娘[1]。出生名「マサ飯田パワー」。
- 1910年、ミッションスクールの活水高等女学校中等科を卒業[2]。
- 1911年、アメリカに渡る[3]。
- 1916年、オハイオ・ウエスリアン(Ohio Wesleyan University)大学卒業[4]。
- 1947年4月25日、第23回衆議院議員総選挙（大阪2区）で衆議院に当選（1回目）。 日本自由党。
- 1953年、第5次吉田内閣で厚生政務次官。
- 1960年7月19日、池田勇人内閣で厚生大臣に就任（女性大臣の日になる）[5]。在任は5ヵ月であった。
- 1963年11月21日、第30回衆議院議員総選挙大阪2区で落選する（自由民主党）。中山の落選はこの1回のみ。
- 1967年1月29日、 第31回衆議院議員総選挙（大阪2区）で8回目の当選。自由民主党。
- 1969年、四男の中山正暉に地盤を譲って政界を引退した[6]。
- 1976年10月11日、逝去。85歳没。
人物[編集]
選挙履歴[編集]
| 選挙日 | 選挙 | 選挙区 | 結果 | 政党 |
|---|---|---|---|---|
| 1947年4月25日 | 第23回衆議院議員総選挙 | 大阪2区 | 当選（1回目） | 日本自由党 |
| 1949年1月23日 | 第24回衆議院議員総選挙 | 大阪2区 | 当選（2回目） | 民主自由党 |
| 1952年10月1日 | 第25回衆議院議員総選挙 | 大阪2区 | 当選（3回目） | 自由党 |
| 1953年4月19日 | 第26回衆議院議員総選挙 | 大阪2区 | 当選（4回目） | 吉田自由党 |
| 1955年2月27日 | 第27回衆議院議員総選挙 | 大阪2区 | 当選（5回目） | 自由党 |
| 1958年5月22日 | 第28回衆議院議員総選挙 | 大阪2区 | 当選（6回目） | 自由民主党 |
| 1960年11月20日 | 第29回衆議院議員総選挙 | 大阪2区 | 当選（7回目） | 自由民主党 |
| 1963年11月21日 | 第30回衆議院議員総選挙 | 大阪2区 | 落選 | 自由民主党 |
| 1967年1月29日 | 第31回衆議院議員総選挙 | 大阪2区 | 当選（8回目） | 自由民主党 |