カーネル
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カーネル(英:kernel)とは、「中核」「核心」「真髄」を意味する単語。単に"カーネル"と言うと、Linuxのカーネルを指す場合が多い。
概要[編集]
カーネルの役割は、アプリケーションソフトウェアとハードウェアリソースとの仲介役である。
コンピューターのオペレーティングシステムの中核となるプログラム群を指して用いられる。
パソコンの場合、そのユーザーがカーネルまで意識する事は普通はあんまり無い。
カーネルまで意識するユーザーは2020年現在ではもう少数派で多数派では無いため、もはや普通では無い事を意識せざるを得なくなった。
具体例[編集]
Linuxのカーネルは、ソースコードはC言語で書かれている。以下のようなサイトならWebブラウザ上で読める。
- kernel/git/torvalds/linux.git - Linux kernel source tree
読んでみると分かるが、かなりの部分が英語のコメントで書かれている。
日本語でおkな場合は、以下のようなサイトで解説されていたりする。
表現[編集]
「巨大で複雑なプログラム」「高い性能を要求される最重要なソフトウェア」などと形容される。
主な歴史[編集]
オペレーティングシステムの歴史とほぼ同じ。
- 1964年 - Multicsの開発開始。
- 1969年 - ベル研究所がMulticsの開発を離脱し、独自研究でUNIXの原型をアセンブリ言語で開発。
- 1973年 - UNIXバージョン4からはC言語になる。
- 1982年 - MS-DOS登場。
- 1984年 - Classic Mac OS登場。
- 1985年 - Windows 1.0登場。
- 1988年 - POSIX規格の策定。
- 1991年 - リーナス・トーバルズによりLinuxの原型が登場。
- 1994年 - Linuxカーネル1.0がリーナス・トーバルズによりリリース。
- 2007年
- 2008年
- 9月 - 商用Android端末が登場。
- 2015年
脚注[編集]
- ↑ “「ターミネーター」カーネル、襲来”. ITmedia (2016年1月2日). 2017年1月10日確認。