アセンブリ言語

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

アセンブリ言語(英:Assembly language)は、機械語を少し分かりやすくした言語。
「アセンブラ」は「組立工」の意である。

概要[編集]

もともとは2進数の機械語(マシンコードあるいはバイナリーコード)をトグルスイッチで入力していたが、のちにキーボードが誕生するに至って16進数で表現されるようになった。ただし人間には覚えづらい・読みづらい・理解しづらいなどの難点があったため、「記憶の神」であるムネモネスにあやかって「ニモニック」が生まれた。
とはいえ「ニモニックをマシンコードに変換するくらいはコンピューターにもできるだろう?」というので生まれたのがアセンブラである。
アセンブラを通して機械語に変換して実行する。
ハードウェアの性能を最大限発揮できるが、大規模なプログラムを組むのはかなりツラい。ため仮想マシンブートストラップなどの手法が一般化した。
記述を間違えると書き換えてはいけないメモリ領域を上書きしてしまい、正常な動作に支障をきたすような事もできたりするため、案外扱いが難しかったりもする。

関連項目[編集]