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パーソナルコンピュータ
パーソナルコンピュータ(英:personal computer、パーソナルコンピューター)とは、個人が所有し、個人が利用しているコンピュータをいう。または、「それを目的として製造・販売・流通している製品」のことをいう。後者の意では、パソコンやPCと略して呼ばれる。
概要[編集]
日本[編集]
日本のパソコンの歴史は1980年代前半にシャープがMZ-2000シリーズを発売したことで始まり、1980年代後半に日本電気がMS-DOSをオペレーションシステムとするPC-9800シリーズを発売したことで徐々に企業や大学で普及したとされる。
しかし、日本国内では1990年頃まではワープロ専用機が文書作成用の主流であり、PCはまだまだ個人には浸透しなかった。
1990年代前半にIBMPC/AT互換機が、日本語入力可能なOSのMS-DOS/Vを搭載し、PC-9800の日本での牙城が崩れかけるようになってからで、1995年にWindows95が販売されると、急激に一般に浸透するようになった。
オペレーティングシステム[編集]
Windows[編集]
詳細は「Microsoft Windows」を参照
Microsoftによって開発されているプロプライエタリのオペレーティングシステム。
Mac[編集]
- macOSを使用する。Macは、Macintoshの略。プロプライエタリである。
GNU/Linux[編集]
詳細は「GNU/Linux」を参照
詳細は「GNU/Linuxディストリビューション」を参照
- GNU/Linuxは、UNIX互換のOSファミリであり、1つのOSではない。[1][2]単に「Linux」と呼ばれることが多いが、これは物議を醸している。[3][4]
- そして、GNU/Linuxは、使用しているパッケージマネージャーやその仕様により、「ディストリビューション」という枠組みで分類される。[5]
- ディストロの多くは自由/オープンソースである。[2]
BSD系[編集]
Berkeley Software Distributionからフォークされたオペレーティングシステムの総称。
主なBSD[編集]
自由ソフトウェア[編集]
プロプライエタリ[編集]
Solaris[編集]
- サン・マイクロシステムズによって開発されたプロプライエタリのUNIXオペレーティングシステムである。2010年1月27日のオラクルによるサン買収に伴い、現在の開発は同社が担っている。
Classic Mac OS[編集]
- Mac OS 9までのMac OSである。Appleが開発・販売していたオペレーティングシステムであり、GUIの普及に大きく貢献した。 プロプライエタリである。
ChromiumOS系[編集]
ChromeブラウザとAndroidアプリしか使えないオペレーティングシステムである。Googleによって開発された。ChromiumOSはオープンソースだが、ChromeOSはプロプライエタリである。
OS/2[編集]
Windows OS/2 Warp はここから生まれた。現在はそこから生まれたEclipseがJava のIDEとしてデファクト・スタンダードとして認められている。
TRON[編集]
製品としての種別[編集]
ラップトップ[編集]
「ラップトップ」は「腿の上の」の意で、辛うじて持ち運べる重量とサイズであることを意味する。
ラップトップのうち、約3kg未満でブリーフケースに収まるサイズのラップトップが「#ノートパソコン」と呼ばれる。[6]
ノートパソコン[編集]
詳細は「ノート型パーソナルコンピュータ」を参照
ノートパソコンは和製英語であるため、英語圏では「Notebook Computer」や「Notebook」と呼ばれる。[6]
ノートパソコンの液晶画面の上の外側には、インカメラが付いていることがある。ベゼル上部に配置されていることも多く、ビデオ通話などで目線が自然になりやすい利点があるといわれるが、それより先に音声のステレオ化と高音質化によって音量再生機能を上げてほしいという意見もある。
パネルタッチができるノートパソコンもある。
デスクトップパソコン[編集]
キーボードとモニタが併用されるタイプである。なんといってもディスプレイのサイズが大きく取れることと、キーボードが選べること、パソコンデスクや椅子との併用によって姿勢に無理がなくなるのが利点である。コンピュータ本体は机の上になくても一向に構わないので、床の上や棚の上などに置いたりもする。
据え置きなので容易に持ち運べない。ふつうはモニター、キーボード、コンピュータが分かれている。性能がいいといわれているが、ノートパソコンも負けてはいない。自作パソコンでは通常、デスクトップパソコンを作る。
Raspberry PiでもデスクトップPC並の環境が組めるようで、もはやベアボーンキットのようだが、PC用途ならNUCのような小型PCを最初から選んでおいた方が熱処理設計的に無難な気もする。
ワークステーションと呼ばれる高性能なタイプにもデスクトップ型があり、ほとんどパソコン。
タブレットパソコン[編集]
iPadやAndroidのタブレットのように、持ち運べて、パネルタッチができる。しいてタブレットとの違いを言えば、オペレーティングシステムとそれに伴う使用可能なソフトウェアの違いくらいである。
ゲーミングPC[編集]
ゲーミング用途向けに構成されたパソコン。
3Dゲームは負荷が高めなので、グラフィックボードの搭載はもちろん(サーバはグラフィックボードを積んでいないので、遅くなる)、SSDを採用してローディング時間を短縮していたり(ロード後の環境をまるごとセーブして、いちいち構成せずにメモリに転送する。「スポウン」といって、半世紀前からある技法である)とスペックは高め。 ゲーミング用途でも使えるようにスペック高めのノートPCもあるが、冷却性能の面ではどうしてもデスクトップに比べると不利になりがち。
編集者のPC[編集]
- パナソニックのCF-W2というパソコン。編集者より誕生日が早い。
キーボードの対応表[編集]
詳細は「QWERTY配列」を参照
その他[編集]
- パソコンの光学ディスクドライブ=DVDスーパーマルチドライブ
- DVDスーパーマルチドライブ対応メディア=DVD-R,DVD-RW,CD−R,CD-RW,DVD-ROM,CD-ROM