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C言語

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
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C言語(シーげんご)は、プログラミング言語の一つ。

概要[編集]

手続き型言語であり、汎用プログラミング言語である。
基幹系システムや実行速度性能が要求されるソフトウェアの開発に用いられることが多い。
今の言語では封じられることが多い、ポインターによるメモリー操作が可能である。
1972年に登場した。標準化などを経て、現在のC言語は当時のものとはそれなりに使いやすく変化している。
一時期では、性能や処理系などの問題から、アプリケーションの開発はほとんどがC言語で行われていた。
今でこそ、アプリケーション開発に使われることは少なくなったが、特定の場面では現在でも多用されている。
例えば、Unixオペレーティングシステムに使われていたこともあり、FOSSであるオペレーティングシステムの開発に使われることが多い。GNU/Linuxも主にC言語で開発されている。
Unix系OS上で開発されることが多い言語処理系の開発にも使われることが多い[注 1]

標準C[編集]

標準CとはC言語の標準規格の総称である。米国規格協会 (ANSI) および国際標準化機構 (ISO) が発行したC言語の標準規格があり、それぞれ"ANSI C"、"ISO C"などと呼ばれる。
ANSI Cの1989年版は"C89"、1990年版は"C90"と表記することが多い。

特徴[編集]

これは1編集者の私見。(編集者:早朝の掃除屋)


  • BCPLやBと異なり、変数に「型」がある。
  • 演算子として“++”と“--”がある。これはスタック操作における「プレ・インクリメント」「ポスト・デクリメント」に対応したものであり、sp++・--spなどと使われた。すなわち、本来はポインタに対してsizeofだけ増減することに対応しており、スタックのインデックスである整数に適用するのは二次的な用法である。
    現在では“+=”あるいは“-=”で置き換えるのが行儀のよいコードとされる。

参考文献[編集]

  • ブライアン・W・カーニハン、デニス・M・リッチー著/石田晴久訳『プログラミング言語C ー 第二版 ANSI 規格準拠』(共立出版、1998)

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. コンパイル言語の場合はセルフホスティング方式により自身の言語で書き換えられるが、それができないスクリプト言語の場合は基本的にC言語のままになる。

出典[編集]

関連項目[編集]