War Thunder

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War Thunder(ウォーサンダー/ワーサンダー)は、ハンガリーのゲーム制作会社であるGaijin Entertainment(ガイジン・エンターテインメント)が開発・提供しているオンライン戦争ゲーム。基本無料

日本ではDMM.comが会員登録代行して日本語版を提供しているため、DMMとGaijinで会員登録を二重に行う必要がある場合がある。

プラットフォームはPCPS4Xbox OneAndroid向け。XBOXでは今のところプレイ不可。

概要[編集]

大まかにゲーム内容を分けると陸軍空軍海軍の3タイプに別れ、プレイヤーはそれぞれに属する操縦機械類(英語で乗り物全般を指すビークル、日本語では車両・艦艇・航空機)を選択、他プレイヤーまたはAIとの対戦プレイを通じて得られる経験値や通貨を用いて育成したり、装備を改訂させる育成ゲームのような側面を持つ。

新しい装備や新機種は他プレイヤーに対する個人の有利条件となり、また他プレイヤーの使用する上位機種は自身への不利条件となることから、使用機種更改と改造はプレイヤーの戦闘プレイに大きな影響を与える要素となる。

また、単純に育成面だけでなく大幅にプレイヤーの個人技量がモノを言う場面も多く、「 初心者の使う最強機種などプレイ期間5年の大ベテランの甘くて美味しい餌にしかならない 」といった側面をも持つ。

他ゲームと同じく、育成はめんどくさいしプレイスキル育てるのもめんどくさい、というものぐささんのためにプレミアム課金専用機種が用意されており、それなりの現金を支払うことでそこそこ条件の良い機種を購入し対戦プレイに使用することも出来る。

──しかし、「そもそもプレミアム機種を購入する勢自体が重課金勢=ベテランか達人か、ほんとの意味での金満素人」ということで、恐らく運営の本来の意図から外れて「ゲーム中にプレミアム機体を見たら、そいつは超絶ベテランかど素人か2択」という状況が多々あったりしちゃって、なかなかにカオスな状況を作り出していたりする。

なお、このゲーム、ほんとの意味で「廃人揃い」「重課金勢揃い」「ガチ勢向け」であり、もうちょっと気楽にワイワイ楽しく難しい専門的なことを考えずさくさくプレイしたい方にはよりコンシューマー向けの似たようなゲームである

の3つを強くオススメする。

マウスでプレイすることも出来るし実際にそうして遊んでいる方も多いが、このゲーム、「元々はジョイスティック、スロットルレバー、ラダーペダルの航空ジョイスティック3点セット、お値段20まんえんコースの航空機操縦ガチ勢向けにとっても難しい操作をこなせるように作られたガチのフライトシミュレーター」から出発しているため、航空戦では3段階の難易度レベルが設定されており、最難関なフルリアルでは怪物級の猛者がうろうろしている。

──youtube辺りで動画を探すと「1939年初飛行の隼I型で1950年代の朝鮮戦争を戦ったジェット戦闘機たちをさくさく叩き落とす変態級の超絶達人プレイヤーたち」みたいな猛者がごろごろしてるのを垣間見れる(いやまあ、落とされる方が恥ずかしいんだけどね)

戦闘の特徴[編集]

基本的には1戦でプレイ出来るのは3~5機種(回)、予算と気力が続く限り制限内で何度でも出撃できる。ただし損傷した機体の修理費用がそのままプレイヤーの資金を直撃する仕様なので、勝てそうにない・稼げそうにない・仲間の技量に恵まれない戦場では潮が引くようにさっとプレイヤーの数が減っていく特徴がある。

実装されている国家は、アメリカイギリス大日本帝国ドイツソ連フランスイタリア中国スウェーデンイスラエルなど。それぞれの国が自主開発した機体や車両に加えて、鹵獲・供与された外国車両も多数収録されている。
兵器の年代は、戦間期から現代までと非常に幅広い。最新の車両は、2020年に配備が開始されたLeopard 2 PL。ポーランド軍の戦車だが、国籍はドイツの扱いになっている。

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先述のように非常にガチ勢向けの難易度設定になっており、特に射撃と跳弾・貫通判定が激烈に厳しく、同じ機体でも坂の上下で位置関係が変わるだけで相互の強さが変化する、といった状況に強く依存する設定が採用されている。

高ランクには10式戦車とかチャレンジャー2とか実装されている。

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かつては課金者・ヘビープレイヤー向けのテスト扱いであったが、今ではすべてのプレイヤーに解放されている。Ver1.89では帝国海軍の小型艦艇が実装された。かつては小型ボート→水雷艇→駆逐艦→巡洋艦といった形で一つのツリーだったが、ある時から小型艦艇と大型艦艇(駆逐艦以上)でツリーが分離され、ゲームの開始直後から駆逐艦に乗れるようになった。最近では、超弩級戦艦をはじめとした大型艦艇の実装が進んでいる。
運営のテコ入れも空しくかなり過疎っており、マッチングまでの時間が長い。時間帯によってはマッチングできない。

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元々高難易度のフルリアルフライトシミュレーターから出発しているゲーム開発史があることから、空軍参加プレイヤーは他よりかなりプレイヤースキルが高い特徴を持ち、最新機種に自分が乗っている=古い機種に簡単に勝てる、という意味合いでは全くなく、むしろ低級機体が低速高機動で仕掛けて来る超絶高難易度戦法の前に手も足も出ない場合が多々ある。

ごく端的に示すなら、デフォルトで飛行に関する操作スイッチの項目が200以上ある(フルリアル時)。

バージョン1.81からはヘリコプターが新しく実装された模様。対戦車ミサイルも積めるとか、戦車の天敵が登場したようだ。

批評・豆知識みたいなもの[編集]

  • DMM.com提供の日本語ランチャーはゲーム自体が開始不能になる不具合が頻出しているらしく、ちょっとググるとこれが原因で引退してしまっているプレイヤーのつぶやきがごろごろ出て来る。
  • Steamからダウンロード出来るランチャーで起動するとDMM.comを通さず、DMMのアカウントを使用せずに直接ゲームサーバーに接続できる。
    • でも公式サポートは終了してるので、英語サイトけっこーググらないとダウンロードページそのものが出て来ない。
  • ガチ勢御用達、重課金当たり前の廃人ゲームなので、無課金でプレイしていると「(プレイヤースキルが平均レベル程度の場合)技術ツリーの育成がマジでつらい」という側面がある。
    • なんでかって、プレミアムのゲーム内通貨・育成ポイント収入は無課金の2倍以上なので。
  • Tier(戦闘レベル)が後半になればなるほどキ○ガイスキルの廃人が比例増加してくのだが、神レベルプレイヤーは基本的にフルリアルから出て来ないので初心者・中級者向けのアーケードで初心者狩りをしているようなプレイヤーは意外と少ない。
    • アーケードバトルの場合「(場面によっては)ロケットエンジンを積んでいるかのごとく急加速が可能」で、プレイヤースキルと機体性能以外の偶然・博打要素が大きすぎて安定してベテランが勝てない理由から。
  • フォーラム(ゲーム内の掲示板的なもの)では、WarThunderでのダメージ計算や性能の参考にするため、機密解除された軍事情報がしばしば共有される。ところが、現役軍人が機密文書をここに投稿することがあり、問題となっている。過去にはチャレンジャー2やルクレールF-16の機密情報がここから流出した。
  • 航空機の挙動があまりにもリアルであるため、テロリストの訓練の一環としてプレイされているという噂がある。

外部リンク[編集]

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