空軍
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空軍 (くうぐん)とは、主に航空戦力によって構成される軍隊である。
概要[編集]
軍用機、航空基地、学校、これを統括する役所で構成される。国によっては航空母艦とこれを護衛する巡洋艦、駆逐艦、これらを支援する雑役船、軍港も空軍の管轄に入ることがある。
沿革[編集]
20世紀に入って組織された新しい軍隊である。第一次世界大戦前にも1910年にフランス共和国によって組織されたが、本格的な空軍は第一次世界大戦で本土防空の活躍により、航空戦力を陸軍、海軍から独立すべきという意見によって組織されたイギリス空軍、別名王立空軍である。
日本の場合[編集]
日本は、太平洋戦争前には独立した空軍が無く、大日本帝国陸軍の航空関係者は空軍独立を望んだが、大日本帝国陸軍首脳部の消極的態度と、大日本帝国海軍の猛反対で実現できなかった。大日本帝国憲法に空軍の記載がないことも問題であった。戦後は航空自衛隊が設立された。
アメリカの場合[編集]
アメリカ空軍の組織も第二次世界大戦の後である。
詳細は「空軍独立論争」を参照
関連項目[編集]
参考文献[編集]
- 百瀬孝『事典昭和戦前期の日本』吉川弘文館2002年8月20日第8刷発行。ISBN-4-642-03619-9
- 百瀬孝『事典昭和戦後期の日本』吉川弘文館1995年7月10日第1刷発行。ISBN-4-642-03658-X
- 大日本帝国海軍省『青年學校海軍智識』軍人會館出版課昭和15年5月20日改訂増補発行。