出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
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新しい形のrestです。多分自由に作っていいようなので作ってみました。
*本文(分量自由)--~~~~
の形でお願いします。改行の後、*
を書きますと、見にくくなるので、改行後は:
を付記してください。
- 補記は汚くなるので不要です。勝手に直しちゃってください。
- 投稿頻度は連想ゲームと基本的に同じで、最高でも12時間に1回程度を目安にお願い…してもいいけど、私はどっちでも構いません。
- 【2018/03/17追加ルール】
12時間以上続きが書かれなかった場合、それまでのお話は完結し、次話が開始されます。そもそも12時間待っても新しい話が開始されなかった場合にどうなるかは知りません。過疎化につき一旦取り消し。
過去のお話[編集]
第1話を読むには右の[表示]をクリック |
- 「ミヤコ様が実は男の子だっただと?」--Augustus Caesar (トーク) 2018年3月11日 (日) 15:48 (JST)
- にわかには信じがたいことだが、事実を確認したと証言する上位スタッフが複数人存在している。で、だ。実は、まだこの事実は広まっていないから、悪質なデマとして隠蔽することも難しくはないだろう。何しろ、ミヤコ様の性別を確認する手段はほとんどないのだからな? / そこで君に使命を与える。エンペディア帝国臣民として、上位スタッフの緘口を確実に実施したまえ。手段は問わない。なお、このテープは自動的に消滅する。任務の成功を祈る。--Nami-ja (会話 / 履歴) 2018年3月11日 (日) 15:55 (JST)
- 指令部から広域連絡本部に通達が入ったのは発覚から2時間後。そこから国内の各放送局や新聞社、通信社に情報が瞬く間に伝わっていった。--まっくす (トーク) 2018年3月11日 (日) 15:58 (JST) (忘れてしまったので付記)
- 上層部は大手新聞社に報道自粛を要請したため、この事実は報道されなかった。ところが、自粛協定外であった西日本新聞が「俺、関係ないから報道するわ」と翌日の1面にスクープを出してしまった!さあ臣民は大混乱。--Fusianasan1350 (トーク・WP会話) 2018年3月11日 (日) 16:58 (JST)
- 臣民A「ミヤコ様って何?」臣民B「そういえば・・・・・」臣民C「俺、どうでも良いから寝るわ」--DHMO(トーク) 2018年3月11日 (日) 18:30 (JST)
- しかし上層部からの報道自粛要請は大手新聞社のみだったため、さっそくテレビで報道された。発覚したのが金曜日の夜だったためばらつきがあったが、NHKでは 「ニュースウォッチ9」 から、テレビ朝日では 「報道ステーション」 から、TBSテレビでは 「NEWS23」 、テレビ東京では 「ワールドビジネスサテライト」 とその日の深夜までに一連の報道が始まっていたが、日本テレビでは 「ズームイン!!サタデー」 から、フジテレビでは 「めざましどようび」 から、と他局に遅れをとってしまった。--まっくす (トーク) 2018年3月11日 (日) 22:43 (JST)
- 実はその報道内容は全て誤っていた。真実はいつもひとつ……、報道社の拙速からの速報性報道が誤報を含むことは世の常、一般常識。どこまで帝国臣民が介在していたのか。帝国民の闇は深い。--Nami-ja (会話 / 履歴) 2018年3月12日 (月) 12:13 (JST)
- あろうことか、ミヤコ様をホモと決めつけたからだ。ミヤコ様の恋人の存在やセクシュアリティは公表されていない。
(ある喫茶店にて)男「ちなみに某所ではパンセクシュアルという噂があるらしいが、寛容なお方なのであながち間違ってもいないかもしれない。」--Augustus Caesar (トーク) 2018年3月12日 (月) 12:48 (JST)
- 言わずもがな、この男は抹殺された。誰にかって?それは↓--Fusianasan1350 (トーク・WP会話) 2018年3月12日 (月) 14:06 (JST)
- と、抹殺された男の正体を明かす前に、言いたいことがある。各報道機関に嘘の情報を流したとして指令部と広域連絡本部は帝国警察本部の捜査一課による家宅捜査を受ける羽目となってしまった。--まっくす (トーク) 2018年3月12日 (月) 22:11 (JST)
- 「え、捜査一課って殺人事件とかの担当じゃねぇの?」--メーデー!:エンペディアの真実と真相 (トーク) 2018年3月13日 (火) 00:42 (JST)
- その通りだが、かの報道のせいでショック死した臣民の数が実に35億、嘘72万人にのぼり、警察としてはこれをジェノサイドの可能性があると判断したからである。何と、一時は我らがマスコット候補も危険な状態に陥ってしまったということである。幸いにもポニーテールじゃなかったお陰で助かったらしいが。--Augustus Caesar (トーク) 2018年3月13日 (火) 01:21 (JST)
- え。ポニテの俺、もしかして死んでた?--Nami-ja (会話 / 履歴) 2018年3月13日 (火) 01:38 (JST)
- …とふとツイッターでつぶやいたことで、実は俺っ娘だったことが発覚。報道のフォーカスはそちらに移行する。警察の捜査は裏で淡々と進んでいる。--Augustus Caesar (トーク) 2018年3月13日 (火) 14:25 (JST)
- さて、テレビでは著名なジャーナリストを招き、この一連の騒動についての解説を放送していった。--まっくす (トーク) 2018年3月13日 (火) 21:19 (JST)
- 「喝だ!」「えぇ〜喝ですか?」「臣民を惑わすようなこと、下手に呟いちゃいかんですよ」「私はあっぱれあげてください」--Fusianasan1350 (トーク・WP会話) 2018年3月13日 (火) 21:55 (JST)
- 「池上彰のニュースそうだったのか!」 (テレ朝系) でも池上彰によって丁寧に解説が行われた。しかも緊急生放送で。--まっくす (トーク) 2018年3月14日 (水) 19:52 (JST)
- が、エンペディアンは国内のニュースよりもCNNニュースを信用する傾向があるので、CNNによる報道特集「ドナルド・トランプとミヤコ様」に魅入っていた。--Augustus Caesar (トーク) 2018年3月17日 (土) 20:59 (JST)
~第一部、完~ |
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新しくお話を始めてみます。
- 埼玉県内にとある女子高生が住んでいた。彼女の名は友理。学校内でも熱狂的な埼玉西武ライオンズファンとして知られていた友理のお話である。--まっくす (トーク) 2018年3月17日 (土) 21:22 (JST)
- ある日、いつものようにライオンズ公式マスコット、レオとライナのぬいぐるみを抱いて就寝しようとした友理。だが、突然、ライナが友理に向かって話し始めたのだ。
- ライナ「友理……、おねがい、異世界でライオンズを救って!」
- 友理「?!」
- 混乱に陥る友理の様子を他所に、我関せずのきりっとしたりりしい顔(ぬいぐるみ)のレオ(ぬいぐるみ)は何やら難しい顔で呪文のようなものを唱えており……、周囲が旅の扉のように歪み始め、友理はこれが夢ではないことを理解する。そして、思わず大声で叫んだ。
- 友理「5月のライオンズレディースユニフォーム配布試合までに帰って来れるの?!」--Nami-ja (会話 / 履歴) 2018年3月17日 (土) 21:36 (JST)
- 異世界に着くと、そこには大きな友利の姿が。--Fusianasan1350 (トーク・WP会話) 2018年3月17日 (土) 21:45 (JST)
- 友理「キャアアアアアアアア!!!!」しかし憧れの友利を前にして友理は失神して気絶してしまう。--DHMO(トーク) 2018年3月17日 (土) 21:56 (JST)
- そして友理が目をさますと、そこには見覚えのない風景が広がっていた。ここは熱帯雨林で、あちらこちらに西武の球団旗が掲げられている。向こうには野球場らしき場所が見えた。
- レオ 「ここが西武ライオンズの聖地、ライオンズ帝国だ!」 --まっくす (トーク) 2018年3月18日 (日) 08:07 (JST)
- ちなみにジャングル大帝との関係はないそうだ(大嘘)。--Augustus Caesar (トーク) 2018年3月18日 (日) 15:55 (JST)
- 友理「キャアアアアアアアア!!!!」しかし憧れのライオンズ帝国を前にして友理は失神して気絶してしまう。--DHMO(トーク) 2018年3月18日 (日) 19:16 (JST)
- そして友理は目をさますと球場の中にいた。そしてライオン軍隊のラッパの音で出迎えられた。
- 総統 「我らがライオンズファンのお出ましぃーー!」
- そしてライオンズ帝国の臣民一同の万歳三唱で盛大に出迎えられた。--まっくす (トーク) 2018年3月18日 (日) 19:27 (JST)
- 見渡す限りの虎、虎、虎……、我奇襲ニ成功セリ!、じゃなかった、ライオンズ帝国臣民に囲まれて有頂天の極地にあった友理。万感の思いを込めて天を見上げたとき、友理はそれを見た。──天を切り裂き、轟々と炎の尾を引いて落下してくる、巨大な隕石を。--Nami-ja (会話 / 履歴) 2018年3月18日 (日) 19:52 (JST)
- レオ: 「実はライオンズ帝国に隕石が最近落ちてくるようになったのです!」
- ライナ: 「それの対策のために友理にはこのライオンズ帝国に来てもらいました。」
- ルーク (軍隊次長) : 「そのために、今日から友理さんには我がライオン軍隊の隕石・ミサイル対策特別指揮官に就任していただきます。」
- 総統: 「西武ライオンズの優勝もかかっています。よろしくお願いします!」
- 臣民一同: 「お願いします!」 --まっくす (トーク) 2018年3月18日 (日) 20:56 (JST)
- あなたたちの為なら……友理が答えた次の瞬間、トラたちが一斉に襲いかかってきた。トラはトラでもタテジマのトラキチが変装して仕掛けた罠だったのである。--Fusianasan1350 (トーク・WP会話) 2018年3月18日 (日) 21:21 (JST)
- しかし友理は阪神ファンでもあった。なんやかんやでトラ達と和解した--DHMO(トーク) 2018年3月18日 (日) 21:27 (JST)
- と思いきやオレンジ色の軍隊から爆弾を落とされた!
- 友理 「ライオンズ帝国と阪神王国で連合軍を組んで、オレンジの軍隊から守りましょう!」 --まっくす (トーク) 2018年3月19日 (月) 16:45 (JST)
- 両国の軍隊により国歌 (=球団歌) が演奏された。ライオンズ帝国の 「地平を駈ける獅子を見た」 、阪神王国の 「六甲おろし」 が演奏された。--まっくす (トーク) 2018年3月20日 (火) 18:31 (JST)
- 巨人軍「呑気に国歌斉唱してる暇かw」
- オレンジ色の軍隊から無数の爆弾が落とされる一同「ギャアアアアアア!!!」
- 友理「あれ・・・夢?」--DHMO(トーク) 2018年3月22日 (木) 15:43 (JST)
~第2部、完~
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- 岐阜県内にとある女子中学生がすんでいた。彼女の名は川上ハルカ。2002年11月生まれの中学三年生、血液型はB型。バスケ部の部長で、中日ドラゴンズファンである。実はただの中学三年生の女子ではない。彼女が通う中学校が2017年度末をもって廃校になるのだ。卒業生はハルカを含めて33人。ハルカを中心とした中学三年生33人の1年間を追う。--まっくす (トーク) 2018年3月22日 (木) 21:48 (JST)--まっくす (トーク) 2018年3月22日 (木) 22:37 (JST) (修正)
- …筈だったのだが、野球ネタに飽きた別の語り手が、ミヤコ様の名の下、世界を白紙化してしまう。真のストーリーは、舞台を2222年に移し、宇宙からの使者ゴーグを相手に、地球人の首脳は通商交渉を進めていた所から始まる。ゴーグの青白い肌は、まるでサメのようだ。--Augustus Caesar (トーク) 2018年3月22日 (木) 21:56 (JST)
- 語り手は何を思ったのか、ハルカを宇宙人との首脳会談の真っ只中に送り込んでしまった。--Fusianasan1350 (トーク・WP会話) 2018年3月22日 (木) 22:14 (JST)
- ハルカ 「ねぇ、ちょっと、何やってんの!?今4月なんだけど!?」
- そう、この日は本当ならば2017年4月3日だったのだ。これから新学期が始まるというのに…。--まっくす (トーク) 2018年3月22日 (木) 22:36 (JST)
- 時を駆ける少女ハルカと謎のチェーンソーヒーローによる宇宙サメとの戦いの序曲がいま、始まった。--Nami-ja (会話 / 履歴) 2018年3月22日 (木) 22:38 (JST)
- その一方で岐阜県内にもこの一報は伝わっており、家族が中日新聞の取材を受ける羽目となった。--まっくす (トーク) 2018年3月23日 (金) 08:04 (JST)
- だが、ハルカには真の家族が居ない。幼い頃実の両親に捨てられ、養父母に拾われたからだ--DHMO(トーク) 2018年3月23日 (金) 18:23 (JST)
- しかし家族はまるで真の家族のように嬉しそうに取材に答えていた。
- 川上伸介 (養父) 「我が娘の活躍に期待しています!」
- 川上千晴 (養母) 「帰ってきたら盛大にお祝いしたいです!」 --まっくす (トーク) 2018年3月23日 (金) 19:01 (JST)
- インタビュー慣れしていない素人の話は大方内容が知れているので未来に戻ると、宇宙人は突然現れた美少女ハルカに驚いた。しかし彼らゴーグがもっと驚いたのは、地球人の首脳が顔色一つ変えずに、現れた少女を手土産として差し出そうとしたことである。どうやら、ハルカは「親善大使」の名の下ゴーグの本拠地に送り込まれることに即決されたらしい。--Augustus Caesar (トーク) 2018年3月23日 (金) 19:43 (JST)
- ゴーグはこの幼気な少女をたいそう気に入り、なんとしても自分の妃にしようとして丁重にもてなした。--Fusianasan1350 (トーク・WP会話) 2018年3月23日 (金) 21:59 (JST)
- ゴーグは誘った。「私と一緒に来る気は無いか?宇宙海賊となり、物品を略奪して旨い物を食い美味い酒に酔う。こんないい生活はないですぞ・・・」さてハルカの解答は?--DHMO(トーク) 2018年3月24日 (土) 08:26 (JST)
- "NEVER! I'll never turn to the dark side. I am a jedi, like (ry."ゴーグはブチギレて、チェーンソーを取り出した(逆シャークネード?)。何故かそのチェーンソーには、「rxyが足りない」と彫られていた。--Augustus Caesar (トーク) 2018年3月24日 (土) 20:09 (JST)
- そして、おもむろにゴーグはつぶやく「未来で待ってる」。ハルカは涙目でゴーグを見上げて「うん、すぐ行く。走ってく」。--Nami-ja (会話 / 履歴) 2018年3月24日 (土) 20:36 (JST)
- ???「待てっ」--DHMO(トーク) 2018年3月25日 (日) 16:31 (JST)
- 「私はアンドレ・ブルトンだが、シュルレアリストから見てもこの自動筆記はいきすぎだと感じられるな」--Augustus Caesar (トーク) 2018年3月25日 (日) 17:10 (JST)
- とりあえずそれはそれとして、ハルカは早速2222年の人々から厚い歓迎を受けていた。
- 住民 「ようこそ2222年の岐阜へ!」
- ハルカ 「えっ、ここは岐阜なの!?」 --まっくす (トーク) 2018年3月26日 (月) 23:17 (JST)
~第4部へ続く~ |
- 竜巻の中から縦横無尽に襲い来るサメ退治が終わって一段落したハルカ。rxyが足りないの銘文が彫り込まれたチェーンソーを肩に担ぎ、のっしのっしと岐阜の町を歩く彼女の背後を、こっそりとついてくる怪しい影が居た。--Nami-ja (会話 / 履歴) 2018年4月6日 (金) 00:08 (JST)
- 実はハルカは祖父の存在を知らなかったのだ。その怪しい影は祖父だったのだ。--まっくす (トーク) 2018年4月6日 (金) 05:57 (JST)
- 祖父を知らないハルカは正体を図りかね、彼女は問うた。ハルカ「あなたは、誰?」祖父「わしは脳(のう)・・・お主の脳じゃ。どうじゃ?面白いじゃルルォwwwwwwwwwwwwww!?」--DHMO(トーク) 2018年4月7日 (土) 14:55 (JST)
- ずぶしゅー。……そう、ハルカは無言でチェーンソーを振るった。あとは、分かるな?--Nami-ja (会話 / 履歴) 2018年4月14日 (土) 02:03 (JST)
- そう、夕方の岐阜の町に突然雷が落ちたのだ!そしてあたりは集中豪雨さながらの大雨に見舞われる。--まっくす (トーク) 2018年5月12日 (土) 20:48 (JST)
- その集中豪雨は、さながら東南洋のスコールの如く、雨一粒一粒は大きく、激しく、そして、痛かった。 その間にもハルカの手にあるチェーンソーは歯車が回り、雨粒を噛み、風を切り、そして当のハルカは自らの祖父に向かって一歩、また一歩確実にその足を運んでいt…そのときである。--三重労力英雄・三重人 (トーク) 2018年8月11日 (土) 16:36 (JST)
- 木がメキメキメキッ!と大きな音を立てて倒れた。そして市内の防災行政無線からこの放送が流れた。「市内の国道および県道で倒木が多数発生しています。チェーンソーやノコギリをお持ちの方はご協力ください!」 --まっくす (トーク) 2018年8月11日 (土) 17:02 (JST)
- 「あっ!」ハルカは叫んだ。頭上をみるとなんとそこには…--三重労力英雄・三重人 (トーク) 2018年8月12日 (日) 12:12 (JST)
- また街路樹が倒れかかってきていた!とっさにチェーンソーを振るハルカ。真っ二つにされる街路樹。--Shingo.a (トーク) 2018年11月29日 (木) 21:36 (JST)
- 近くでは倒木の影響による火事も発生、名鉄名古屋本線・名鉄各務原線も倒木で線路が分断される。--まっくす (トーク) 2018年11月30日 (金) 21:29 (JST)
- その結果、北からは、赤いポリシェヴィキの軍隊が、南からは、白い旗を翻した白軍がそれぞれやって来、最初は木曽川で対峙することになる。両者のちょうど真ん中に位置した「ハルカ」は、決断のときを迫られる...--三重労力英雄・三重人 (トーク) 2019年1月1日 (火) 15:31 (JST)
- …「どうだろうか?」一晩で書き上げたという原稿を携えて、作家が言った。「かなり手応えはあるんだが」
「うーん…」担当編集者は、渡された原稿を数枚読んだあと、次に発する言葉をじっくり選んでいた。「…良いとは思うんですけど、何かどっかで見た話がごちゃ混ぜになっているというか」
「それが良いんじゃないか」作家は自尊心を傷つけられ、不愉快な表情を浮かべていた。「今まで人類が作ってきたあらゆるエンターテインメント作品をオマージュするのが今回の構想なんだぞ、それを『どっかで見た』なんて言うとは…」
「オマージュ? これじゃ丸っきり焼き直しじゃないですか、ていうか焼き直しにすらなってないし」担当編集者も負けじと反論する。
「大丈夫。序章だけではパクりに見えたかも知れないが」
「まだ序章だったんですか」
「これからもっと凄いことになるから、まあ読んでくれよ」
「そこまで言うなら…」
「じゃあ、続けるぞ。決断のときを迫られたハルカは…」--Schwarz・Talk・Editcount 2019-08-09T19:09:31 (JST)