DEARIVETH
DEARIVETH(ディアライブス)は、日本のファッションブランド、音楽ユニット。
概要[編集]
2015年9月1日から活動を開始[1]。 物語の世界からやってきたウサギ「Dolly(ドリー)」が、「こちら側の世界」を侵略する、というストーリー[2]で、Dollyがデザインされたアパレルアイテムを中心に発表している。
店舗は持たず、オンラインストアにてアイテムを販売している。また、デザインフェスタやクリエーターズマーケット等のアートイベントにも出展している[3]。
沿革[編集]
2017年6月にはイラストレーターの「なる」と「御飯できた代」とのコラボレーションTシャツを発表した。
2021年2月にはキャラクターの「みどりのまめた」とのコラボレーションサイトを発表した。
2021年10月にはアイドルグループの「君のヤミは全部僕が背負う。」とのコラボレーションパーカーを発表した。
2023年6月には歌手の「Klaus Nomi (クラウス・ノミ)」とのコラボレーションTシャツを発表した。制作にはイラストレーターであるKlaus Nomi EstateのPage Woodが協力した。
ブランド[編集]
コンセプト[編集]
キャラクター「Dolly」を中心にしたアイテムを展開している。Dollyの持つ「かわいい×狂気」をコンセプトとしている。 「DEARIVETH」というブランド名は「DEATH」と「ALIVE」を組み合わせた造語であり、死の衝動の中にある生への執着、という意味が込められている[4]。
デザイナー[編集]
デザイナーについては、写真以外の情報は公表されていない。
キャラクター[編集]
Dolly[編集]
絵から生まれたウサギ。5月14日生まれ。愛称は「Dolly(ドリー)ちゃん」。王国「DEARIVETH」再建のためこちらの世界へやってきた。身長は耳まで含めると約55cm。左右非対称の目と縫われた口が特徴。好きなことは絵を描くことで、好きな人物はKlaus NomiとYngwie J. Malmsteen、Graham Bonnet[5]。
リリィ[編集]
Dollyの魂から生まれた女の子。Dollyの「かわいさ」を遺伝している。ゴシック・アンド・ロリータファッションと大きな十字架が特徴。好きな食べ物はリンゴ。
ディー[編集]
Dollyの魂から生まれた男の子。Dollyの「狂気」を遺伝している。積まれた骸骨の上に立っている。好きな食べ物はニンゲン。
Doris[編集]
Dollyがいた世界で女王を務めていた人物。転生が可能であり、現代ではイメージソングのジャケットにその姿を見ることができる。
Touva[編集]
Dollyがいた世界でDorisの側近を務めていた人物。転生が可能であり、現代ではイメージソングの作詞などの活動を行っている。
イメージソング[編集]
DEARIVETH | |
---|---|
出身地 | 日本 |
ジャンル | テンプレート:Hlist-comma |
活動期間 | 2016年 - |
共同作業者 | HiKARu(ボーカル・コーラス) Mr.Perkele(ギター) 翔(ベース) ユージ・レルレ・カワグチ(ドラムス) Enagy(ピアノ・キーボード) Touva(作詞) Miitri Aaltonen(ミックス) |
公式サイト | DEARIVETH |
旧メンバー | Mi(ボーカル・コーラス) |
2017年にはレコーディングメンバーを増強し、バージョンアップした「DEAR LIVES」を発表、また各種配信サービスでの楽曲配信を開始した[7][8]。
2018年には「DEAR LIVES」のカラオケ配信を開始した[9]。
2019年にはボーカルのHiKARuが「DEAR LIVES」のアルバムバージョンを収録したベストアルバム「Reincarnation」を発表した。
2020年8月27日に同アルバムの配信が開始された。タイトルが「DEAR LIVES (Another Mix)」となっているが、アレンジはCD版と同一である。
2020年には クラウドファンディング にて資金を募りミュージック・ビデオの制作が決定した[10]が、2019新型コロナウイルスの影響により、撮影の無期限延期が発表された。
2023年には「DEAR LIVES」のリマスタリングバージョンの配信が開始された。ジャケットはアレンジが加えられた。
レコーディングメンバー[11][編集]
- HiKARu
- 担当:ボーカル、コーラス
- 京都府を中心にフリーランスで活動している歌手、モデル、アイドル、YouTuber。
- YouTuberとしての名義は「てやん」。
- Mr.Perkele
- 担当:作曲、ギター
- フリーランスで作編曲、バックバンドとして活動している。『電気式華憐音楽集団』の初代ギタリスト「式」としても活動していた。
- 翔
- 担当:ベース
- 『 monochrome』のベーシストとしても活動している。
- ユージ・レルレ・カワグチ
- 担当:ドラムス
- フリーランスで作編曲、バックバンドとして活動している。ハードコアバンド『ROSEROSE』にて活動していた。ロンドン・日本・ストリートと国内外・場所を問わず活動するドラムソロプロジェクト『#STDRUMS』をはじめ、ドラムレッスンや各ライヴ・レコーディングサポートを行っている。バンドのみならず、シェイクスピア劇団『カクシンハン』では演奏・役者として出演した。2020年3月『平沢進+会人(EJIN)』ではサポートドラムで出演。また、『電気式華憐音楽集団』の初代ドラムス「集」としても活動していた他、音楽レーベル『Lantis』在籍のバンドに所属していた[12]。
- Enagy
- 担当:ピアノ、キーボード
- 『電気式華憐音楽集団』のキーボーディスト「音」としても活動している。
- Touva
- 担当:作詞
- Doris Do Touva所属。
- DEARIVETH以外でも歌詞の提供、翻訳を行なっている。
- Miitri Aaltonen
- 担当:ミックス、マスタリング
- フィンランドのハードロック、ヘヴィメタルバンド『Kotiteollisuus』のギタリストとして活動している。
- また、『Mokoma』や『Battlelore』、『For the Imperium』等のミックスやプロデュースも行っている。
ディスクジャケットメンバー[編集]
- PINO
- 担当:ディスクジャケットデザイン、撮影
- DEARIVETH所属。
- 小山 澪
- 担当:ジャケットモデル
- カオスモデルエージェンシーに所属していたモデル、イベントコンパニオン[13][14]。現在はア・ライズプロモーションに所属している。身長173cm。2016年オアシスガール。2016年から2023年ボンバーガール。ミス・ユニバース岐阜セミファイナリスト。
旧メンバー[編集]
ディスコグラフィ[編集]
- シングル
発売日 | タイトル | 楽曲制作 | 備考 | |
---|---|---|---|---|
1st | 2016年11月26日 | DEAR LIVES | 作詞:Touva (Doris Do Touva) 作曲:Mr.Perkele |
ボーカルはMiが担当。非売品であり、イベント等でCD媒体が限定配布された。 |
2nd | 2017年9月10日 | DEAR LIVES | 作詞:Touva (Doris Do Touva) 作曲:Mr.Perkele |
ボーカルはHiKARuが担当。レコーディングメンバーに翔、ユージ・レルレ・カワグチ、Enagyが参加しているほか、ミキシングとマスタリングをMiitri Aaltonenが担当している。同名の1stシングルとはディスクジャケットが異なる。配信限定。 |
3rd | 2023年6月1日 | DEAR LIVES | 作詞:Touva (Doris Do Touva) 作曲:Mr.Perkele |
同名の2ndシングルのリマスタリングバージョン。ディスクジャケットが異なる。配信限定。 |
- コンピレーション
発売日 | タイトル | 楽曲制作 | 備考 | |
---|---|---|---|---|
1st | 2019年8月17日 | DEAR LIVES(Album Ver.) | 作詞:Touva (Doris Do Touva) 作曲:Mr.Perkele |
ボーカルであるHiKARuのベストアルバム「Reincarnation」に収録されている。オリジナルとはアレンジが異なる。 |
2nd | 2020年8月27日 | DEAR LIVES(Another Mix) | 作詞:Touva (Doris Do Touva) 作曲:Mr.Perkele |
ボーカルであるHiKARuのベストアルバム「Reincarnation」の配信版に収録されている。アレンジはCD版と同一である。 |
トリビュートアルバム[編集]
2023年7月、Dollyのイメージソングアルバムとして『Dolly’s Tribute Album』が発表された。これは参加アーティストが順次発表され、楽曲は無料配信されるというものであった。
第一弾としてアーティストのホシノカオリの参加が発表され、同時に楽曲「No.DOLLY」の配信が開始された。なお、ホシノカオリは同ブランドのブランドモデルも務めている。
関連項目[編集]
- 電気式華憐音楽集団 - 現メンバー、元メンバーが参加している。
脚注[編集]
出典[編集]
- ↑ 公式サイトコピーライトより。
- ↑ 公式サイト-STORYより。
- ↑ 公式サイト-CONCEPT-desighnerより。
- ↑ 公式サイト-CONCEPTより。
- ↑ 公式サイト-DOLLYより。
- ↑ “DEARIVETH”. Twitter. Twitter (2016年7月26日). 2018年8月7日確認。
- ↑ “DEARIVETH”. Twitter. Twitter (2017年9月9日). 2018年8月7日確認。
- ↑ https://www.tunecore.co.jp/artist/deariveth#r608602
- ↑ “DEARIVETH”. Twitter. Twitter (2018年12月7日). 2018年12月7日確認。
- ↑ https://www.makuake.com/project/deariveth/
- ↑ 公式サイト-SONGより。
- ↑ http://www.rerure.com バイオグラフィーより。
- ↑ “小山 澪”. Twitter. Twitter (2017年11月19日). 2018年8月7日確認。
- ↑ http://khaos-model.jp/model_koyama_mio.html
外部リンク[編集]
- DEARIVETH Official Website
- DEARIVETH(@deariveth) - X(旧:Twitter)
- DEARIVETH (@deariveth) - Instagram
- DEARIVETH Official - YouTubeチャンネル
- DEARIVETH (@deariveth) - TikTok