コンパクトディスク
コンパクトディスク(Compact Disc)は、記憶記録メディアのこと。略して「CD(シーディー)」。
解説[編集]
1970年代にソニーとフィリップスが共同開発した。1980年代に製品化された。元々音楽用=オーディオ用で開発されたディスクで、「CD」として呼ばれることが多いが、音楽用はCD-DA、CD-R、CD-RW。オーディオCD、音楽CDとも呼ぶ。コンピューター用はCD-ROM、CD-R、CD-RW。音楽CD=オーディオCDの容量は約700MB、約80分。CDへの書き込みファイルは、音楽ファイルのみであり、一般的な音楽ファイルは、MP3のみである。
樹脂製で作られた円盤に細かい凸凹が刻まれており、書き込み時、レーザーは凸凹に当たって、反射光を電気信号に戻してデータを読み取る仕組みになっている。記録するデータは、波長780nmの赤色レーザーで読み取る。
CDの外径は118mm、内径は22mm。
写真データや文字データをCDに印刷するときは、CDの印刷領域指定は、外径114mm、内径25mmが目安となる。
印刷できるCDのレーベル面に文字を書くとき、左半分と右半分に分けて書く。はじめに、鉛筆で薄く書く必要がある。ただし、書き始めに文字サイズが一度決まったら、左半分も右半分も文字サイズや行の幅を変えないで、同じ文字サイズや行の幅で書かなければならない。文字サイズや文字の行の縦の幅の等分は、24等分が目安となる。
カーオーディオディスクドライブ対応メディアはCDのみである。
CD-RWでは、データを消去・フォーマットする場合は、「ディスクを消去」のうち、「完全消去」を選ぶ。オーディオCD-RWの完全消去の時間は、16分30秒。
ローマ字入力[編集]
英語のスペルでは「COMPACT DISC」であるが、ローマ字入力では「KONNPAKUTODHISUKU」となる。もし、ローマ字入力で「コンパクトディスク」の「ディ」を、英語のスペルと同じように「DI」で変換すると、「KONNPAKUTODISUKU」→「コンパクトヂスク」になってしまうので要注意。