金城町
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かなぎちょう
金城町
国 | 日本 |
地方 | 中国地方 |
所属 | 島根県那賀郡 |
人口 | 5066 人 |
面積 | 164.30 km2 |
備考 | 昭和44年(1969年)11月、町制施行。平成17年(2005年)10月1日、浜田市に編入合併されて金城町は廃止。 |
金城町(かなぎちょう)とは、かつて島根県那賀郡に存在した町である。現在は浜田市の一部となって消滅している。
概要[編集]
昭和31年(1956年)に雲城村・今福村・波佐村が合併して金城村となる。昭和44年(1969年)11月に町制を施行して金城町が誕生した。町名は町域のほぼ中央に位置する金木山に由来している。
町域の大半は山地であり、ほぼ中央にそびえる標高720メートルの金木山を境として南部は山岳地帯で気候はやや寒冷であり、北部は丘陵地帯で気候は温暖である。町域を南北に走る国道186号線は浜田市と広島県広島市を結ぶ山陰・山陽連絡の重要路線である。
この町の主要産業は農業であり、煙草・栗・トマトなどが多数生産されている。観光施設としては中国地方初となる野外乗馬牧場や常床山にある16.68ヘクタールの森林公園、2つの民俗資料館に和紙芸術作品を展示して紙すきも体験できるエクス和紙の館、また追原には美又、伊木、下来原には湯屋の各温泉がある。他にも波佐八幡宮に島根県では隠岐の八百杉に次ぐ杉の老樹があり、島根県の天然記念物に指定されている。
なお、歴史的に著名な日本の新劇運動の先駆者である島村抱月(1871年 - 1918年)は当地の出身であり、町内の久佐の浄光寺に墓所があり、今福に抱月碑と抱月公園が存在する。
平成17年(2005年)10月1日、旧浜田市・旭町・弥栄村・三隅町と合併し、新浜田市が発足したことにより、金城町は廃止された。
金城町の主要施設[編集]
金城町の特産品[編集]
金城町の年中行事[編集]
人口・面積[編集]
人口の変遷[編集]
平成9年(1997年)の時点での人口は5566人、平成15年(2003年)の時点での人口は5066人である。