弥栄村 (島根県)
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やさかむら
弥栄村
国 | 日本 |
地方 | 中国地方 |
所属 | 島根県那賀郡 |
人口 | 1,718 人 |
面積 | 105.50 km2 |
備考 | 昭和31年(1956年)8月、弥栄村誕生。平成17年(2005年)10月1日、浜田市に編入合併されて弥栄村は廃止。 |
弥栄村(やさかむら)とは、かつて島根県那賀郡に存在した村である。現在は浜田市の一部となって消滅している。
概要[編集]
昭和31年(1956年)8月に安城村・杵束村が合併して弥栄村が誕生した。この村は中国山地の中に位置する村であり、そのため山間の高冷地で村の大部分は山林が占めている。中心の木都賀や長安本郷付近には500メートル前後の隆起準平原が連なっている。北の浜田市との境界には周布川が北西に流れており、村の南西部を三隅川とその支流が南西に流れている。周布川流域には青尾ダム、長見ダムが、三隅川には木都賀ダムがある。
現在の主要産業は農業と林業であるが、かつては製炭が盛んだった。現在では原林を利用しての椎茸栽培なども行なわれ、中国地方有数の椎茸生産地となっている。前述のとおり山間の高冷地のため、その地理的条件を生かして夏型高齢野菜が栽培されているほか、「定住化住宅建築事業」も行なわれて定住希望者を全国から募集し、25年間定住すると無償で一戸住宅を譲渡するという定住化対策も行なわれていた。
長安本郷の八幡宮並木杉は島根県の天然記念物に指定されており、素朴な日本の村としての一面が感じられる村である。
平成17年(2005年)10月1日、旧浜田市・旭町・金城町・三隅町と合併し、新浜田市が発足したことにより、弥栄村は廃止された。
弥栄村の主要施設[編集]
弥栄村の特産品[編集]
弥栄村の年中行事[編集]
人口・面積[編集]
人口の変遷[編集]
平成9年(1997年)時点での人口は1884人、平成15年(2003年)時点での人口は1718人である。