三隅町 (島根県)
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みすみちょう
三隅町
国 | 日本 |
地方 | 中国地方 |
所属 | 島根県那賀郡 |
人口 | 7758 人 |
面積 | 128.45 km2 |
備考 | 昭和30年(1955年)4月、三隅町誕生。平成17年(2005年)10月1日、浜田市に編入合併されて弥栄村は廃止。 |
三隅町(みすみちょう)とは、かつて島根県那賀郡に存在した町である。現在は浜田市に編入されて消滅している。
概要[編集]
昭和30年(1955年)4月に旧・三隅町と黒沢村・岡見村・三保村の3村、および井野村と大麻村の両村の一部が合併して新・三隅町が成立した。
町名の三隅は「水澄み」から来たとされており、その名前の通り日本海沿岸や三隅川の水は清く、三隅川の鮎は名物となっている。町域のほぼ中央を南北に流れて北の日本海につながっている三隅川の河口にはかなりの面積の三角州があるが、町域の大部分は山林地帯で、町域の77パーセントを占めている。三保や岡見では漁業が行なわれていて、町の東部の井野では農業・林業が盛んである。
歴史的には鎌倉時代初期の建仁2年(1202年)から三隅氏の居城である三隅城が置かれて城下町として繁栄した。江戸時代には特産として有名な石州半紙があり、石州半紙紙技術者会が伝えるその技法は国の重要無形民俗文化財に指定されている。昭和61年(1986年)以来、紙すき技術の指導を目的にブータン王国との使節団の交流も行なわれている。
昭和47年(1972年)には町民の寄贈によって植樹された三隅記念梅林や躑躅の名所である三隅公園、三隅大平桜などがあり、花が彩る町づくりが行なわれている。また、日本海沿岸には吉浦・角浦・田の浦・内ゲタ・松原・釜屋などの海水浴場がある。
平成17年(2005年)10月1日、旧・浜田市・金城町・旭町・弥栄村と合併して改めて新・浜田市が発足したことにより、三隅町は廃止された。
三隅町の主要施設[編集]
三隅町の特産品[編集]
三隅町の年中行事[編集]
人口・面積[編集]
人口の変遷[編集]
平成9年(1997年)の時点で人口は8494人、平成15年(2003年)の時点での人口は7758人である。