図書館

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図書館(としょかん)とは、図書資料(書籍・雑誌・新聞など)を収集・保管し、利用者に閲覧・貸出などを行う施設である。

形態[編集]

公立図書館
都道府県や市区町村といった自治体が設置・運営する図書館。館内での閲覧のみであれば誰でも出来、更に利用者登録を行うことで収蔵資料を借りる事が出来る。幅広い図書を収集・保管する。
国立図書館
国家あるいはそれに準ずる機関が設置・運営する図書館。その国の中で発行された図書のほぼ全てを収集・保管する責務を負っている。日本の国立国会図書館は同人誌の納本も受け付けている。
私立図書館
民間団体や個人が設置・運営する図書館。特定のジャンルの図書資料を収集・保管している所が多く、主なものに企業の資料に特化したもの、児童書に特化したもの、宗教団体の資料に特化したもの、漫画に特化したものなど。
大学図書館
大学・短大に設置される図書館。地域に開かれ、公共図書館の利用者証で資料の閲覧・貸出が受けられるところが多い。収集する図書は公立図書館に準ずるが、その大学・短大に設置された学部に関連する図書に強みを持つ。
学校図書館
小学校から高等学校に設置される図書館。その学校の在校生・教職員のみの利用に限っている所が大半。収集する図書は在校生の年齢層に合わせられ、小学校では児童書や児童文学、学習漫画が多く所蔵される。

開架式と閉架式[編集]

開架式は収集した資料を棚に並べ、利用者が自由に手にとって閲覧できるもの。大半の図書は貸出を受けることが出来る。

一方閉架式は利用者が直接図書を探すことが出来ず、目録や検索端末で事前に目的の資料を探しておき、係員に持ってきてもらう。貸出は受けられないことが多いが、複写は出来る場合がある。

なお多くの図書館は開架と閉架を組み合わせ、貴重な資料や発売から一定の期間が経過した逐次刊行物など閉架で扱ったほうが都合の良いものは閉架に入れ、それ以外のものは開架に入れている。

歴史[編集]

古代国家が誕生し、国家元首が自らの偉業を後世に伝えるべく歴史書を編纂して収めるための施設が整備された。やがて、医学工業商業農業といった実学の図書が収められた。

図書館猫[編集]

図書館で飼っている。かつては図書が貴重品で、破損しても代わりがすぐに来ない・手に入らない可能性が非常に高く、図書を食べる恐れのあるネズミを狩る目的で猫を広く飼育していた。

現在は宣伝が主目的。