田宮二郎
ナビゲーションに移動
検索に移動
田宮 二郎(たみや じろう、1935年〈昭和10年〉8月25日 - 1978年〈昭和53年〉12月28日)は、日本の俳優、司会者。妻は女優の藤由紀子。長男は俳優・テレビレポーターの柴田光太郎。次男は俳優の田宮五郎。
プロフィール[編集]
概要[編集]
本名は柴田 吾郎(しばた ごろう)。
京都府立鴨沂高等学校を経て、学習院大学政経学部経済学科卒業。
大映、フリーを経て、田宮企画に所属。
人物[編集]
この節はまだ執筆途中です。加筆、訂正して下さる協力者を募集中!
主な出演作品[編集]
映画[編集]
大映専属時代[編集]
- スタジオはてんやわんや(1957年) - 群衆(エキストラ)
- 朝の口笛(1957年) - 新聞社のカメラマン 役
- 満員電車(1957年) - 学生 役
- 夜の蝶(1957年) - 秀二の旧友 役(エキストラ)
- 九時間の恐怖(1957年) - 静岡中央署巡査 役 ※公式のデビュー作。
- 透明人間と蝿男(1957年) - 乗客役など(エキストラ)
- 誓いてし(1957年) - 浜尾 役
- 青空娘(1957年) - 竹中 役
- 花嫁立候補(1957年) - 林 役
- 東京の瞳(1958年) - 金山信次 役
- 大都会の午前三時(1958年) - 二十七号 役
- 母(1958年) - 木下 役
- 愛河(1958年) - 三井明 役
- 渇き(1958年) - 安岡 役
- 巨人と玩具(1958年) - 学生 役(エキストラ)
- 嵐の講道館(1958年) - 佐東正雄 役
- 母の旅路(1958年) - 三郎 役
- おーい中村君(1958年) - 中村二郎 役
- 恋と花火と消火弾(1958年) - 進藤修 役
- あなたと私の合言葉 さようなら、今日は(1959年) - プロローグの社員 役
- 秘めたる一夜(1959年) - 和田良夫 役
- 薔薇の木にバラの花咲く(1959年) - 叶冬彦 役
- 私の選んだ人(1959年) - 山科達也 役 ※初主演作
- 代診日記(1959年) - 山口真吾 役
- 暴風圏(1959年) - 小坂 役
- 川向うの白い道(1959年) - 曽根 役
- 実は熟したり(1959年) - 高庭孝一 役
- 殺されたスチュワーデス 白か黒か(1959年) - 毛利信一 役
- セクシー・サイン 好き好き好き(1960年) - 浜本 役
- 女経(1960年) - 春本 役
- 嫌い嫌い嫌い(1960年) - 辻元和弘 役
- 街の噂も三十五日(1960年) - 筧新平 役
- 痴人の愛(1960年) - 熊谷正雄 役
- 足にさわった女(1960年) - 花輪次郎 役
- 轢き逃げ族(1960年) - 平戸充 役
- 女は夜化粧する(1961年) - 中井 役
- お嬢さん(1961年) - 牧周太郎 役
- 新夫婦読本 若奥様は売れっ子(1961年) - 松島謙介 役
- 五人の突撃隊(1961年) - 野上俊夫 役
- 女の勲章(1961年) - 八代銀四郎 役
- 可愛いめんどりが歌った(1961年) - 関根進 役
- 悪名シリーズ(1961年 - 1968年) - モートルの貞 役(悪名・続悪名のみ)、清次 役
- お兄哥さんとお姐さん(1961年) - 石井多七郎 役
- 家庭の事情(1962年) - 長田吉夫 役
- 夢でありたい(1962年) - 素村毅一 役
- 女は夜霧に濡れている(1962年) - 橋本順二 役
- 爛(1962年) - 浅井 役
- B・G物語 易入門(1962年) - 栗原信一郎 役
- 黒シリーズ(1962年 - 1965年)
- 真昼の罠(1962年) - 藤悟 役
- その夜は忘れない(1962年) - 加宮恭介 役
- 女の一生(1962年) - 堤栄二 役
- やくざの勲章(1962年) - 扇谷秀次郎 役
- 背広の忍者(1963年) - 日沼隆司 役
- 女系家族(1963年) - 梅村芳三郎 役
- 夜の配当(1963年) - 伊夫伎亮吉 役
- わたしを深く埋めて(1963年)- 中部京介 役
- 風速七十五米(1963年) - 木谷明 役
- 女が愛して憎むとき(1963年) - 尾関圭介 役
- 犯罪作戦No.1(1963年) - 田村信一 役
- 「女の小箱」より 夫が見た(1964年) - 石塚健一郎 役
- 犬シリーズ(1964年 - 1967年) - 鴨井大介役、全9作品。
- 勝負は夜つけろ(1964年) - 久須見 役
- 十七才は一度だけ(1964年) - 特別出演
- 裏階段(1965年) - 木島健一 役
- 夜の勲章(1965年) - 榊原安太郎 役
- 復讐の牙(1965年) - 川上吾郎 役
- スパイ(1965年) - 須川康夫 役
- 黒い誘惑(1965年) - 獅子内三郎 役
- 密告者(1965年) - 瀬川繁夫 役
- 復讐の切り札(1966年) - 青田新次 役
- 銭のとれる男(1966年) - 佐川次郎 役
- 複雑な彼(1966年) - 宮城譲二 役
- 貴様と俺(1966年) - 佃大四郎 役
- 脂のしたたり(1966年) - 仲田浩 役
- 白い巨塔(1966年) - 財前五郎 役 ※キネマ旬報ベストワン
- 出獄の盃(1966年) - 速水秀治 役
- あの試走車を狙え(1967年) - 乾敬介 役
- 東京博徒(1967年) - 綾吉 役
- 今夜は踊ろう(1967年) - 氏家隆二 役
- 悪魔からの勲章(1967年) - 阿久根五郎 役
- 監獄への招待(1967年) - 河西義男/ヘンリー野坂 役
- 残侠の盃(1967年) - 島村吾郎 役
- 夜の縄張り(1967年) - 生沢敬 役
- 大悪党(1968年) - 得田仁平 役
- 喜劇 泥棒学校(1968年) - 多門晃 役
- 不信のとき(1968年) - 浅井義雄 役
独立以後[編集]
- 日本暗殺秘録(1969年、東映) - 藤井斉役
- 愛の化石(1970年、石原プロ / 日活) - 原田企画部長 役
- 豹は走った(1970年、東宝) - 九条輝彦 役
- 喜劇 三億円大作戦(1971年、東宝) - 門馬直彦 役
- 3000キロの罠(1971年、田宮企画 / 東宝) - 加瀬啓介 役
- 追いつめる(1972年、松竹) - 志田司郎 役
- 剣と花(1972年、松竹) - 宮尾 役
- 人生劇場(1972年、松竹) - 吉良常 役
- 花と龍(1973年、松竹) - 栗田の銀五 役
- 必殺仕掛人(1973年、松竹) - 藤枝梅安 役
- 宮本武蔵(1973年、松竹) - 佐々木小次郎 役
- 華麗なる一族(1974年、芸苑社 / 東宝) - 美馬中 役
- 怒れ毒蛇 目撃者を消せ(1974年、松竹) - 小村諒平 役
- 流れの譜(1974年、松竹) - 広川六郎 役
- 球形の荒野(1975年、松竹) - ナレーター
- 動脈列島(1975年、東京映画 / 東宝) - 滝川保 役
- 撃たれる前に撃て!(1976年、松竹) - 小村諒太郎 役
- 不毛地帯(1976年、芸苑社 / 東宝) - 鮫島辰三 役
- イエロー・ドッグ(1977年、アカリ・プロ / 松竹) - Kimura 役
テレビドラマ[編集]
- 疑惑(1960年)
- 赤ひげ診療譚(1960年、フジテレビ)
- 東京タワーは知っている(フジテレビ)
- 第20回「愛の渇き」(1960年)
- 第24回「銀座の赤ん坊」(1961年)
- うすゆき(1961年、フジテレビ)
- 侍(1960年 - 1961年、関西テレビ)
- 第20回「槍一筋」(1961年)
- 東芝土曜劇場 肩代り屋(1962年、フジテレビ)
- Hawaii Five-O(1968年 - 1980年、アメリカCBS)
- Odd Man In[1](第4シーズン第14話、1971年) - シバタゴロウ 役
- 知らない同志(1972年、TBS) - 三友竜一役
- 金曜ドラマ 白い影(1973年、TBS) - 直江庸介 役
- 白い滑走路(1974年、TBS) - 杉山重夫 役
- 金曜ドラマ 樹氷(1974年、TBS)
- 白い地平線(1975年、TBS) - 中根竜三 役
- 高原へいらっしゃい(1976年、TBS) - 面川清次 役
- 白い秘密(1976年 - 1977年、TBS) - 三村京介 役
- 金曜ドラマ 光る崖(1977年、TBS) - 郷原武彦 役
- 白い荒野(1977年 - 1978年、TBS) - 仁科純一 役
- 土曜劇場 白い巨塔(1978年 - 1979年、フジテレビ) - 財前五郎 役
教養・バラエティ番組[編集]
- クイズタイムショック(NET→テレビ朝日、1969年1月9日 - 1978年9月28日) - 司会
- ゴールデンナイトショー(NET、1969年) - 司会
- サテスタ23(朝日放送、1969年) - 司会(桂三枝〈現・六代目桂文枝〉がアシスタント)
- 田宮二郎ショー(東京12チャンネル、1969年) - 司会
- スター千一夜(フジテレビ、1969年 - 1970年) - 司会
- ミス・インターナショナル1969年世界大会(フジテレビ、1969年9月15日) - 司会
- なつメロ・ヒット・フェスティバル(フジテレビ、1970年) - 司会
- あなたが選ぶ全日本歌謡音楽祭(NET、1975年 - 1977年) - 司会
- ゆく年くる年(民放版、1976年12月31日 - 1977年1月1日) - 山口百恵と共に司会
- オールスター春の東西対抗歌合戦!!(テレビ朝日、1977年4月1日) - 総合司会
- ズバリ!当てましょう(フジテレビ)
舞台・ミュージカル[編集]
CM[編集]
- 大関(1968年 - 1977年) - 太地喜和子と共演。「酒は大関 心意気」のキャッチコピーを利用したCMは田宮出演が最初。6本のCMに出演。うち1本は2009年、稲垣吾郎により同カットでリメイク、放映された。
- トヨタ自動車 コロナ(1977年 - 1978年、5代目後期型 - 6代目前期型発売当初)[1]
- ホラヤ
ラジオ[編集]
- ベロー・ミュージック・ミラー 瞳のささやき(1959 - 1963年、途中から出演。文化放送)
- プレイボーイクラブ(1968年10月 - 1969年?、TBSラジオ)[2]
- 白い巨塔(1965年 - 1966年、文化放送/ラジオドラマ) - 財前五郎 役
音楽作品[編集]
シングル[編集]
- 青い犬のブルース / 黒い太陽(1967年、大映レコード 、D-3) - 『犬シリーズ』主題歌
- パパの子守唄 / レッツ・ゴー・トゥ・ダンス・マイ・ペイビー(1969年、 ビクター)
- 弱気だぜ / 愛して別れたあとで(1971年5月)
- 落葉の別れ / 深夜のRoute 246(1975年、ビクター、SV-2057)
- パパの子守唄 / 男の扉(1975年8月、日本コロムビア)
- たそがれの都会(まち)/「白い巨塔」メインテーマ(インスト)(1978年、ポリドール) - 『白い巨塔』テーマ曲(番組内ではサビ部分をアレンジしたインストゥルメンタル版が使用された)
関連書籍[編集]
- 升本喜年 『田宮二郎、壮絶! いざ帰りなん、映画黄金の刻へ』(清流出版、2007年(平成19年)11月)
- 石田伸也 『田宮二郎の真相』(青志社、2018年(平成30年)11月)、夫人への取材を行った評伝。
脚注[編集]
- ↑ 田宮の突然の自殺により、CMはそのまま終了となった。
- ↑ “TBSラジオ1968年10月番組表(PDF)”. 2012年3月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年9月12日確認。 - ラジオ東京スピリッツ参照