梅澤昇平

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

梅澤 昇平(うめざわ しょうへい、1941年11月28日[1] - )は、政治学者。尚美学園大学名誉教授、元民社党中央執行委員[2]

経歴[編集]

北海道生まれ。1965年早稲田大学第一政治経済学部政治学科卒[1]。在学中、社会思想研究会(社思研)に参加[2]。卒業後、民主社会党(のち民社党)本部書記局員となり、1983年3月政策審議会事務局長、1990年4月中央執行委員兼教宣局長(後に広報局長)兼政策審議会副会長、1993年細川内閣大内厚生大臣政務秘書官。1994年12月民社党解党に伴い民社協会初代事務局長[1]

2000年4月尚美学園大学総合政策学部教授、2004年4月同学部長、2012年3月同大学退任[1]。主に政党政治、安全保障、社会福祉を研究。2009年時点で「新しい歴史教科書をつくる会」監事、国家基本問題研究所副評議員長などを務める[3]。2011年時点で政策研究フォーラム(政研フォーラム)理事[4]。2013年時点で国家基本問題研究所副評議員長、「二十一世紀の日本と憲法」有識者懇談会(民間憲法臨調)運営委員などを務める[5]

友愛労働歴史館調査研究員[6][7]、国家基本問題研究所評議員長[8][9]、政策研究フォーラム顧問[10]富士社会教育センター評議員も務める[11]

著書[編集]

単著[編集]

  • 『ゼンセン基本講座No.9 社会思想の知識』(ゼンセン教育出版、1976年)
  • 『安全保障百問百答〈問答シリーズNo.1〉』(富士社会教育センター富士選書]、1978年)
  • 『現代福祉政策の形成過程』(中央法規出版、1998年)
  • 『野党の政策過程』(芦書房、2000年)
  • 『安部磯雄と西尾末廣――日本民主社会主義の系譜』(桜耶書院、2010年/桜町書院[桜町選書]、2016年)
  • 『皇室を戴く社会主義』(展転社、2013年)
  • 『ドキュメント民社党――政党参謀の証言と記録』(ココデ出版、2014年)
  • 『"革新"と国防――民社党防衛論争史』(桜町書院[桜町選書]、2017年)
  • 『片山哲と「中道連立」――片山・芦田・西尾・ケーディス』(桜町書院[桜町選書]、2018年)
  • 『幻の勤労国民政党――歴史の曲り角と人間』(桜町書院[桜町選書]、2019年)
  • 『もう一つの道――民主社会主義の綱領と理念』(桜町書院、2020年)
  • 『こんなに怖い日本共産党の野望』(展転社、2020年)
  • 『民社烈烈――勇者たちの物語』(桜町書院、2022年)
  • 『西尾末廣――皇室と議会政治を守り、共産運動と戦った男』(展転社、2023年)

共著[編集]

  • 『井堀繁雄手帳を読む――労働運動、政治運動、協同組合運動に生きた記録』(間宮悠紀雄共著、桜町書院、2023年)

分担執筆[編集]

  • 滝田実監修『政治・労働運動――資料と解説』(富士社会教育センター[富士選書]、1977年)
  • 佐藤寛行西修編『日本国憲法を考える』(学陽書房[学陽選書]、1983年)
  • 経済社会構造研究会編『日本の風土と社会』(産業経済研究協会、1984年)
  • 財団創立30周年記念出版編集委員会編『21世紀の改革者――その教育理念と哲学』(富士社会教育センター、2000年)
  • 伊藤郁男、黒沢弘道編『民社党の光と影――元党本部書記局員による民社党研究論集』(富士社会教育センター、2008年)

脚注[編集]

  1. a b c d 梅澤昇平関係文書 | 憲政資料室の所蔵資料 国立国会図書館
  2. a b 藤生明「反マルクスの社会主義」 民社党の遺伝子」論座(2019年5月11日)
  3. 労働組合と政治 - 梅澤昇平氏に聞く 「桜プロジェクト」・「報道ワイド日本 Weekend」
  4. 政策研究フォーラム役員体制(2011・12年度) 政策研究フォーラム
  5. 梅澤昇平『皇室を戴く社会主義』展転社、2013年
  6. 梅澤昇平氏を講師に講演会「片山哲・民主化のリーダー」を開催、5月24日! 友愛労働歴史館(2018年5月29日)
  7. 西尾末廣 展転社
  8. 役員紹介 国家基本問題研究所
  9. こんなに怖い日本共産党の野望 紀伊國屋書店
  10. (2019・20年度)役員一覧 政策研究フォーラム
  11. 公益財団法人 富士社会教育センター 役員 平成三十年十月二十三日 現在PDF”. 公益財団法人富士社会教育センター.

外部リンク[編集]