桜田義孝
桜田 義孝(さくらだ よしたか、昭和24年(1949年)12月20日 - )は、日本の政治家。自由民主党所属の衆議院議員(7期)、自民党千葉県連会長、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会理事。パチンコチェーンストア協会の政治分野アドバイザーを務める。血液型O型。外務大臣政務官(第2次森改造内閣(省庁再編後))、内閣府副大臣(第3次小泉改造内閣)、文部科学副大臣(第2次安倍内閣)国務大臣(東京オリンピック・パラリンピック競技大会担当)(第4次安倍改造内閣)を務めた。サイバーセキュリティ戦略副本部長を担当する。失言大臣として著名である。
来歴[編集]
千葉県柏市正連寺に生まれる。千葉県柏市立田中小学校、千葉県柏市立田中中学校、千葉県立東葛飾高等学校全日制普通科、明治大学商学部商学科卒業。1976年に桜田建設創立。柏青年会議所理事長、柏市議会議員(2期)、千葉県議会議員(1期)を経て1996年の第41回衆議院議員総選挙に初当選した。以後、連続当選4回。
2009年の第45回衆議院議員総選挙では落選したが、2012年の第46回衆議院議員総選挙で当選し、国政に復帰。2013年9月、文部科学副大臣に就任。2014年9月、額賀派を退会して無派閥となる。2017年の第48回衆議院議員総選挙で7選。
2016年8月、自民党教育再生実行本部長に就任。2016年10月、二階派に入会。
2018年10月2日、第4次安倍改造内閣において国務大臣(東京オリンピック・パラリンピック競技大会担当)として初入閣。
2019年4月10日、都内で行われた自民党議員のパーティーの席上で「復興以上に大事なのが議員」と発言した問題(後述)で、責任をとり国務大臣を辞任(事実上の更迭)。後任には前任の鈴木俊一が起用された。失言の数々により、当時が統一地方選挙の最中でもあり、自民党に対する影響は避けられないという見方がある。
桜田失言集[編集]
桜田は失言を繰り返したことで有名で、最終的には失言で自滅した。ここではその失言を取り上げる。日時は失言をした日である。
- 2018年
- 2019年
- 2月12日 - 「本当にがっかりしている」(競泳の池江璃花子が白血病であることを公表した際に記者団にした談話で)。
- 2月13日 - 「話には聞いているが、自分は読んでいない」(衆議院予算委員会で五輪憲章を読んでいるかどうかを問われて)。
- 2月21日 - 「遅刻を心から深くお詫びする」(衆議院予算委員会に遅刻して陳謝する)。
- 3月24日 - 「まだ国道とか交通、東北自動車道も健全に動いていたから良かった」(千葉県での集会で東日本大震災の津波被害についての事実誤認とされる発言)。
- 4月9日 - 「いしまきし」(参議院内閣委員会で被災地の宮城県石巻市を3回も言い間違える)。
- 4月10日 - 「復興以上に大事なのは高橋さんだ」(高橋比奈子自民党衆議院議員のパーティにおいての発言。なお桜田自身は当初発言してないと否定していたが、録音により事実が明らかになった)。
- 6月29日 - 「(少子化問題に関して)子どもを最低でも3人くらい産むようにお願いしてもらいたい」(千葉市で開かれた自民党参議院議員のパーティーでの挨拶においての発言)。