木谷明

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

木谷 明(きたに あきら、1937年12月15日 - )は、日本の元裁判官2012年より弁護士第二東京弁護士会所属。著書新聞刑事裁判の在り方を問題提起している。

経歴[編集]

1937年、木谷実九段の次男として神奈川県平塚市に生まれる[1]1944年4月4日平塚市第一国民学校入学。1950年4月、平塚市立浜岳中学校入学、1953年4月、神奈川県立平塚江南高校入学。1956年4月、東京大学教養学部文化一類入学。1960年10月、司法試験合格。

1961年3月東京大学法学部卒業。同年4月、司法修習生。1962年5月高岸とも子結婚する。1963年、司法修習15期、判事補任官(東京地方裁判所)、同年5月、長女聡子誕生。1966年1月、長男勝誕生。同年4月最高裁事務総局刑事局付。1969年4月、札幌地裁判事補。

1974年4月、東京地裁判事。1975年4月、名古屋地裁判事。1979年4月、最高裁調査官。1984年4月、大阪高裁判事。1988年4月、浦和地裁判事・部総括。1992年3月、東京高裁判事。1994年12月、東京家裁判事・部総括(少年部所長代行)。1999年2月、東京高裁判事・部総括(第五特別部)。2000年5月、判事退官。

2000年6月公証人(霞ヶ関公証役場)となる。2004年法政大学法科大学院教授(2012年まで)。2008年瑞宝重光章を受章。

2012年3月、法政大学法科大学院定年退職、2012年4月、弁護士登録(新東京綜合法律事務所[2]。現在は法学館法律事務所に所属している[3]

人物[編集]

朝日新聞「(耕論)裁判官の品格」で、裁判官による表現行為は表現の自由の観点から慎重に取り扱うべきであるが、裁判官は午後5時を過ぎても裁判官であり私人と異なるから、国民の信頼を損なわない方法で意見を述べるべきであるとした[4]

著書[編集]

  • 『「無罪」を見抜く――裁判官・木谷明の生き方』岩波書店,2013,ISBN-10: 4000022296
  • 『刑事事実認定の基本問題 [第3版] 』成文堂,2015,ISBN-10: 4792351634
  • 『裁判所は何を判断するか (シリーズ 刑事司法を考える 第5巻) 』岩波書店,2017,ISBN-10: 4000265059
  • 『犯罪をどう防ぐか (シリーズ 刑事司法を考える 第6巻)』岩波書店,2017,ISBN-10: 4000265067
  • 『刑事裁判のいのち』法律文化社,2013,ISBN-10: 4589035383
  • 『刑事裁判の心―事実認定適正化の方策』法律文化社,2004,ISBN-10: 458902764X
  • 『刑事事実認定の理想と現実』法律文化社,2009,ISBN-10: 4589031787

参考文献[編集]

  1. 木谷明『「無罪」を見抜く』岩波書店,2013
  2. 新東京綜合法律事務所
  3. 法学館法律事務所
  4. (耕論)裁判官の品格朝日新聞,朝刊,2018年11月10日