朝鮮民主主義人民共和国への旅行

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本項では、日本から朝鮮民主主義人民共和国へ旅行することについて解説する。

概要[編集]

日本では怖い国・危ない国・悪い国というイメージで語られる朝鮮民主主義人民共和国であるが、ヨーロッパ各国や中国では人気の旅行先となっている。この記事では旅行に行った方々や旅行社の情報から朝鮮民主主義人民共和国旅行について解説する。旅行は非日常を楽しむものであるが、自国との国交が殆ど存在しない社会主義国に旅行するというのは、まさに究極の非日常体験と言える。

日本は朝鮮民主主義人民共和国と国交がないため中国を経由する。羽田空港もしくは成田国際空港から北京首都国際空港に行き、朝鮮民主主義人民共和国の高麗航空平壌国際空港に向かう。平壌到着後、日本語話者の「案内員」が2名付き、監視されながらの旅行となり自由行動は一切できない。中国から鉄路で朝鮮民主主義人民共和国に入る手配もできる。

案内員にチップやお土産を渡すことで、ある程度融通が効くとされる。喜ばれるお土産は日本のタバコなどとされている。

写真撮影には厳しい規定があり、案内員への確認が必須であるほか、あまりに無礼な行為を行うと外国人も拘束・処刑の対象となる。

また担当の案内員にもよるが朝鮮民主主義人民共和国を代表するバッチである金日成バッチを付けるように言われることもあるという。(担当者による)

日本国政府からしてみれば非推奨の行為であり、外務省が渡航自粛勧告を出しているがあくまでも勧告なため無視しても罰則はない。憲法で海外渡航の自由が認められているため止めることはできないとのこと。ただし朝鮮民主主義人民共和国原産・製造商品を持ち帰ることは 外国為替及び外国貿易法によって禁止されており実際に大同江ビールを中国から密輸し摘発された19才の少年がいる。[1][注 1][2]

観光地[編集]

もともと朝鮮半島の北部は観光名所が多いことで知られる。案内員にリクエストすることで、多くの場所を観光し社会主義の素晴らしさや金日成金正日金正恩がいかに偉大であるかが案内してもらえる。

病院地下鉄スーパーマーケット小学校平壌駅などを見学できるほか、マスゲームカウントダウンライブなどイベントが開催される時期はリクエストすれば観覧できるという。

多くの人が訪れるスポットに板門店がある。言わずと知れた韓国との軍事境界線(38度線)に位置する建造物で、一般の日本人観光客は韓国側から立ち入り観光するだろうが、真逆の朝鮮民主主義人民共和国側から観光することもできる。

平壌地下鉄[編集]

また、ピョンヤン地下鉄も一部に人気の観光スポットであり、東側諸国のデザインを感じさせる駅の建築を間近に見学したり、実際に地下鉄に乗車したりすることができる。(同様に実際に乗車できる東側諸国デザインの地下鉄に、ロシア・モスクワ地下鉄やウクライナ・キエフ地下鉄が挙げられる。 通常の平壌観光コースに、オプションで追加料金1万円で平壌地下鉄の全線・全駅が利用可能になる。

グルメ[編集]

  • 高麗ホテルバイキング
大量の料理からお好きなものを選べるバイキング形式であるが、質素なものばかりである。
  • 平壌冷麺
平壌の冷麺を超える冷麺はないというほど、おいしいと評判である。アイスクリームがセット。
  • ハマグリのガソリン焼き
東海(日本海)で取れた大量のハマグリをガソリンで焼いたものである。中身はおいしいと評判である。
  • 宮廷料理
開城では宮廷料理が出される。主に根菜類が中心である。
  • ピザ
平壌のイタリア料理店。定番のパスタとピザが食べられおいしいらしい。
  • ハンバーガー
平壌の遊園地の店舗は照明が薄暗く貧しさ満点。しかしおいしいハンバーガーらしい。チキンとポテトとコーヒーがセット。
貴重な店内とハンバーガーの様子 YouTube
  • アヒルの焼肉
北朝鮮の料理で冷麺と並びおいしいらしい。

ホテル[編集]

宿泊先は朝鮮民主主義人民共和国を代表する超高級ホテル高麗ホテルもしくは羊角島国際ホテルがほとんどである。そこには回転展望レストランやテニスコート、マッサージ店などを備えている。

なおホテル内に並ぶものは日本製が多い、エレベーターは日立製作所製、トイレはTOTO製であり慣れ親しんだ日本製品が並ぶ。またシャンプーなども日本のメーカーのが多い。

唯一、ガイドと離れられる場所であるが盗聴器が部屋に仕掛けられており発言は常に監視されるため注意が必要である。過去には金正恩氏の悪口を言った外国人の部屋に私服軍人が来たという話を聞く。

その他[編集]

これらは強制的に見学・飲食をしなければならない。

日本の鉄道マニア34名が朝鮮民主主義人民共和国旅行!![編集]

2015年、日本の鉄道マニアが34名で中国から鉄路で朝鮮民主主義人民共和国に押し掛け、路面電車やトロリーバスを貸し切り楽しむ。この貸し切りの様子は、朝鮮民主主義人民共和国の公式観光PVに使用される。鉄道以外にカラオケで朝鮮民主主義人民共和国の名曲を熱唱[3]。再度、鉄道マニア以外で6名で朝鮮民主主義人民共和国に訪れ、ガイドが集結するマスゲームの会場で、ガイド全員に34名で来た人物だと知れ渡っていたという。[3]

鉄道マニアの話からもスーパーマーケットの見学や平壌冷麺といった名物の話が出てくる。

金額[編集]

1人約26万円とかなり高額となっている。旅行客は朝鮮民主主義人民共和国政府にとって外貨を獲得する手段であるため高額になっておりミサイルに使われているとされる。なおこれに10万円程度別途でかかる。[4]

以下、日本の近隣の都市と比較。

参考価格:台北約4万円~ ソウル約5万円~ 上海約6万円~ ウラジオストク約7万円~

資料[編集]

数年前の様子[編集]

最近の様子[編集]

外部リンク[編集]

参考文献[編集]

注釈[編集]

  1. そもそも日本では20以上の飲酒は禁止されている上、量や種類に関係なく20歳未満の場合は「酒類」と「たばこ」は免税にならないので脱税にもなる。